パイオニア BD-RWドライブ BDR-203BK/WHの記録性能・相性等の検証ページ

Pioneer BDR-203BK/WH Review

( English Version )

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基本情報

製品名 BDR-203
販売元 Pioneer
発売日 2007年12月16日
購入価格 \26,800
販売形態 Bulk


 ついにパイオニアからもBlu-rayドライブが発売です。
 …というか、実は既にPioneerはBDドライブを製造していて、今回のが3作目に当たるんですが……

 一作目のBDR-101は通常販売されずOEM向けのみの販売(確か価格は10万円強)となり、続いてBDR-102/202は海外で販売されましたが、販売時期を逸した上に価格がやや高止まりな印象があったためか、リードドライブであるBDC-202は日本でも発売になったものの、202の方は結局国内で一般販売はされませんでした。
 従って、日本国内で見ればこれがPioneerの初作となるのです。というか、そうしたいのでしょう。何か自信ありげですし。

Features

認識ベンダ名 PIONEER
認識ドライブ名 BD-RW  BDR-203
初期ファームウェア 1.05
バッファ 4MB
動作モード SATA
メイン採用チップ Renesas R8BJ32710RFPV
製造国表記 JAPAN
消費電力 5V/12V = 1.4A/1.0A
エラー計測機能 無し
BD-R最大書込速度 8x
BD-RE最大書込速度 2x
BD-R DL最大書込速度 8x
BD-RE DL最大書込速度 2x
DVD最大書込速度 16x
DVDR DL最大書込速度 8x
DVDRW最大書込速度 8x(6x)
DVD-ROM読込速度 16x
DVD-R読込速度 12x
2層式DVD読込速度 8x
BD-R読込速度 8x
BD-R LTH読込速度 6x
BD-R DL読込速度 6x
BD-RE読込速度 6x
HD DVD読込速度 -
CSS付DVD-Videoの読み速度
CD最大書込速度 32x
CDRW最大書込速度 24x
CD最大読込速度 40x
DVD+Rへのオーバーバーン 不可
2倍・3倍RAMディスクの読み速度
5倍RAMディスクの読み速度
DVD+RディスクのROM化
DVD+RWディスクのROM化
DVD+R DLディスクのROM化
DVD-R 最高速でのフル記録時間
BD-R 最高速でのフル記録時間
BD-RE 最高速でのフル記録時間
添付ソフトウェア [CyberLink BD Solution]
PowerDVD 8
Power2Go 6r
InstantBurn 5LabelPrint 2.5


Write speed & behavior

8X BD-R(*1) 2X CLV / 4X CLV / 4X-6X-8X Z-CLV
6X BD-R 2X CLV / 4X CLV / 4X-6X Z-CLV
4X BD-R 2X CLV / 4X CLV
2X BD-R 2X CLV
2X BD-RE 2X CLV
8X BD-R DL(*1)
6X BD-R DL
4X BD-R DL
2X BD-R DL
2X BD-RE DL
16X DVD-R/+R
12X DVD-R/+R
8X DVD-R/+R
4X DVD-R/+R
2.4X DVD+R
1X DVD-R
8X DVD+R/-R DL
4X DVD-R DL
2.4X DVD+R DL
(*1) ... BD


Nero InfoTool Drite Information





パッケージと外観・チップセット等

パッケージ形態。
DVDドライブより明らかに高価なんですが、Pioneer専用のロゴ入りのエアキャップが使われていません。
もしかしてエスティトレードと何かあったんでしょうか・・・・・・? そんなことないか。


ベゼルはいつものにBlu-rayのロゴが加わった感じです。DVR-216がベースになってます。


天板形状もDVR-216ベースです。クリックで拡大。
DVR-216と違いこちらは、DVDドライブでは絶えてしまった伝統である
「初回出荷分は日本製」という特徴が復活しています。
2008年12月製造品が既に市場に出ているのは、日本製であるからこそのスピード流通でしょうか?
ただ、今回はリテールも日本製を謳っているのでBDR-203は海外委託やらないのかもしれません。

あと、これも面白い点なのですが、今回のドライブは消費電力がやたらとエコロジーです。
12V=1.0A / 5V=1.4Aという、通常のDVDドライブよりも更に低い消費電力。
いま市場で大量に安く売りさばかれているLGのGGW-H20Nの12V=3.0A / 5V=1.9Aと比べると相当違います。
(BH08Nになってかなり改善されてますが、BDR-203はそれ以上に低い表記です)、


        

基盤。クリックで拡大。メインチップはルネサステクノロジの"R8J32710TFHF"です。
BH08NSと同系統のチップだとは思いますが、仕様が若干違うのかそれともPioneer向けなだけで同じ品なのか。


キャパシタ(電解コンデンサ)は日ケミの耐熱105℃アルミ電解コンデンサLXYシリーズを使用。
日ケミLXY好きですねPioneerは。確かDVR-A15とかも同じだった気がします。


最後に内部写真を壁紙サイズ(1920x1200)で。基盤は小型化がトレンドなんでしょうかね。大きくていいよ別に。