使用したのはユニティ代理店経由のCrysTaというケース。幅6.5cmという自作PCにしてはものすごく小型のケースです。
内部構造は写真左にある通り、マザーと電源が下にあって上にHDD(2.5インチ)とDVDドライブ(スリム)。
ところがこいつ、困ったことにHDDやDVDを接続するためのPATAポートが1個だけ。おまけにSATAも付いてません。ご存知の通り、IDEケーブルのマスターとスレーブに光学とHDD一緒につなぐとHDDと光学ドライブ間で転送する際速度が殆ど出ません。つまりこのマザー、最初からDVDドライブ内蔵で使わない事前提。これは困った

更にいくつか問題があるわけですよ。まずImpressの記事でも意外と大きいと指摘されてたCPUFANとヒートシンク(写真左)。このFANのネジ部分がHDDの取り付け位置に若干被ってます。ネジ外してやればヒートシンクは交換しなくてもなんとか大丈夫です。
もう一つ、基本的にVIA系のMini-ITXマザーは12V4ピン端子が無いんですが、このマザーはしっかり装備してくれてます。そこで、HDD用ペリフェラル4ピンをATX12Vマザー用の4ピンに変換するケーブルが必要不可欠となります。ついでに言うとCrysTaには4ピンコネクタも1つしかないので更に電源分岐ケーブルも必要になります。

さて、話は戻りますがDVDドライブが繋げない件について。このマザーはその辺ちゃんと対処してあるのが救いのある所で、PCI拡張ポートやUSBで接続したDVDドライブからのブートはもとより、USB外付けのHDDからのブートも可能になってます。ならそれを利用してケース内でUSBピンから直接USB引いて変換してやろうっていうのが写真右。あと、このケースPCIを増設することはできないんですがブラケット外した高さが〜4.5cm程度のカードなら一応挿さるので、ブラケット無しで内部ポートとしてPCI使ってやろうという案が写真左。パフォーマンス的には左のが高いと思います。

ということでDVDドライブの接続部(写真左)を見てみたんですが、元々2.5インチから変換かましてる上にHDDが邪魔でUSBに変換してるスペースなんて無いっぽいです。HDDなら十分スペースがあるんで可能ではあるんですが(画像右)、これだとパフォーマンスが低下してしまう上、変換チップが安物だとブートに失敗する事があるのでHDDをUSB噛ますのは極力避けるべきです。
理想的なのはIDEの延長ケーブルを買って伸ばす事、もしくは直挿しタイプの変換ボードを見つけてそれを使う事だと思います。

サイズ比較。

やはり高さも奥行きも幅も、ミドルタワーと比べてもとても小さいです。Celeron215もSis662チップも発熱は殆ど無いと言っても過言ではないくらいで、稼動1時間後にCPUのヒートシンク触っても冷たさすら感じるほどですし、ヒートシンクすら乗ってないむきだしのサウスも暖かいとさえ感じません。

後はベンチマークスコアがどれくらい伸びるかですね。
Vistaを敢えてAeroの使えないHome Basicにしたのは、Sis662にはAero無理だろうなとほぼ確信していたからです。基本的にPCI増設とかはできないケースですが、背面PCIの位置に追加のD-Sub9ピン端子用らしき穴があるので、もしかしたらブラケットを外した状態で背の低いPCI接続のグラボ限定で増設可能なのかもしれません。例えばGeForceFX5200とか……うわ激しく意味無えー。

CPU-Z

コアのコードネームはPentiumM等で採用されているYonah 65nmプロセス。
ソケットは無いはずなんですが479mPGAと表記されてます。
動作クロックは1.33GHz、L2キャッシュは512KB。普通のCeleronMよりも低めのスペックですが、
腐ってもCoreアーキテクチャ。VIAのC3やC7と比べてしまうとかなり脅威になり得ると思います。
いやだって、TDPは27Wと7W程高いにしても間違いなくEPIAより安くて速いわけですから。


Superπ 104万桁


Superπ 419万桁






Superπについてはメモリの速度差もあるのかもしれませんが、以前計ったPentium4 NorthWood 2.8GHzより高速です。
NBenchの結果はInteger(整数演算)ではPentium4 2.8GHzに勝っているものの、浮動小数点演算で差をつけられてます。
CrystalMarkの結果では逆にPentium4 2.8GHzの方が完全にリード。やはりL2の差が出てきてますね。

速度的にはだいたいPentium4 Northwoodの2.4GHz〜2.6GHz程度
Sempronの3000+とか辺りが目安になるんじゃないでしょうか。但しあくまでもCeleron、浮動小数点演算バリバリに使う動画エンコードとかやらせるとPen4とかなり差が出てくることでしょう。

ちなみにグラフィックのSIS mirage1はもうGeForce FX5200どころかGeForce2 GTSにすら完全敗北するヘタレっぷりです。
一応BIOSの設定でメモリを128MBまで割り当てる事はできますが、DX7世代のオンボードグラボなんで効果は期待できません。
この写真見るとPCI接続部分にD-Sub用らしき穴があるっぽいので、もしかしたら極薄のPCIグラボなら挿さるかも・・・。、



無謀にもVISTA入れてみました。さすがにゲーム用グラフィックスは1.0判定。Aeroはまず無理でしょう。
というか無理なの承知で買ったのでVistaのバージョンもHome Basicだし。