☆グラフの大雑把な見方

当サイトでは各社メディアの情報の一環として、実際に各社ドライブで記録し、
読み出し時に発生したエラーをテストし、結果のグラフを掲載しています。
DVD-Rは高速で読み書きを行う為、読み取り時にある程度のエラーが発生してしまうことは免れません。
それを回避するために、DVDには二次元的に(2重に)エラーを訂正する非常に強力なエラー訂正機構が備わっています。
このため、実際に使用している私たちはエラーなど起こっていないように思えるのですが、
その裏ではドライブによりエラー訂正が絶えず行われているわけです。
当サイトではこういった修正前のエラー数を計測しております。
例えば、このようなグラフです。

このグラフは上が読み込んだ直後のエラーの量を表しており、
下はPIという訂正機構により訂正された後のエラーを表しています。
最終的に幾重もの訂正でこのエラーは全て消えるわけですが、あまり結果が悪いと
訂正しきれずに実際に使用する際にエラーとなってしまう事があります。

このように、PI訂正後もエラーが大量に残っていると、実際に使用する際にその部分が読めなくなってしまいます。
一般に、上のグラフはPI訂正前、下のグラフは訂正後と考えてください。