2008年 1月1日 更新



参加方法


  • 今回の人気投票は各ディスクの販売元ではなく、製造元メーカーについて評価を行うものです。
    かならず「OEM」「MID」といった概念について理解した上でご参加ください。
    DVD Identifierなどを使用すると、ディスクの製造元の判別が簡単にできます。

  • 投票を行う中で、自分が最も良いと思うメディアどれか1つ以上には必ず100点をお付け下さい。
    その上で、最高評価をつけたメディアと比較する形での評価をお願いします。



結果発表


 さて、まずは2007年、『これこそ最高のメディアだ』。皆様に評価を下して頂き、その中で得点率の高かったTOP25種類を発表させていただきます。受験シーズンということで、評価は偏差値でランク付けしています。
 なお、今回は評価対象の総数が多いため「大学偏差値に例えると・・・」みたいなことはやりません。そもそも大学偏差値って模試や学部によって変動するので付けにくいんですよね。今年高校受験を控えていらっしゃる方は、息抜きにご自身お住まいの都道府県の高校のランクにでも当てはめて遊んでみてください。ちなみに管理人の卒業した高校はこの中に当てはめると海外メディアになってしまいます・・・orz



第1回 2007年 メディア人気ランキング TOP25

  1. 森メディア
  2. 太陽誘電 DVD+R 8倍
  3. 誘電master
  4. マクセルHG
  5. 太陽誘電 DVD-R 8倍
  6. 三菱化学メディア DVD+R 8倍
  7. maxell DVD+R 16倍
  8. KITANO DVD-R 8倍
  9. GigaStorage DVD-R 8倍
  10. maxell DVD-R 16倍 国産
  11. RICOH DVD+R 8倍
  12. maxell DVD-R 8倍 国産
  13. 三菱化学メディア DVD+R 16倍
  14. maxell DVD+R 8倍
  15. 太陽誘電 DVD-R 16倍
  16. 三菱化学メディア DVD-R 8倍
  17. TDK DVD+R 16倍 ルクセンブルグ
  18. 太陽誘電 DVD+R 16倍
  19. TDK DVD-R 8倍 ルクセンブルグ
  20. UNIFINO DVD-R 8倍
  21. SONY DVD+R 16倍(国産自社)
  22. FUJIFILM DVD-R 8倍(国産自社)
  23. SONY DVD-R 8倍(国産自社)
  24. TDK DVD-R 16倍(国産自社)
  25. SONY DVD+R 8倍台湾


 やはりというか何というか、価格設定を完全に無視して品質のみに特価した森氏の傑作「森メディア」がランキング首位を常に占め、投票開始から終了間際に至るまで一度もその座を明け渡す事はありませんでした。それに続く形で、やはり価格設定を無視した高品質製品である誘電masterが続くもの…と思われていたのですが、こちらはあまりの価格の高さから敬遠されてしまったか、同社製のDVD+Rディスクに敗れる結果となってしまいました。やはり高品質志向の方々にはDVD+Rの方が人気あるんですね。
 上位10位はマクセルのHG(ハイグレード)タイプや三菱のDVD+R、太陽誘電のメディアなどが順当に評価されている中、気になるのは2つ。まず第8位の今は亡きKITANOの8倍。4倍速時代から国産の業務用安価なメディアとして登場し多くの人に愛用されてきたメディアです。倒産となってなお今も評価されるディスク品質、本当に倒産してしまったのが惜しまれます。
 そして気になるのがもう一つ、やはり第9位のGigaStorage8倍ですね。上位25番目までは全て国内メーカーのメディアが占めている中、なんと10位以内に台湾メーカーが1社だけ食い込んでくるという偉業を成しています。最近は品質落ち気味な所があるとはいえ、やはりあの圧倒的な品質とコストパフォーマンスは多くの方の心を掴んで今も離さないようです。
 11位以下はややマイナーなものだとか、今はもう生産してない製品だとかが多いんですが、太陽誘電の16倍がこの位置につけてしまっているのは少々残念な結果です。やはり太陽誘電でも16倍は8倍よりも品質が低いと見られている方が多いようで(実際否定できないところもあるんですが)、この辺り無意味な高速化への移行を疑問に思う方が多いという事実が浮き彫りになってしまっている感じがします。





 続いては、2007年『最も買ってはいけないメディア』。マイナーすぎて誰からも見向きもされないのであればまだしも、示し合わせたかのように悪評価ばかりを一身に集めてしまった可哀想なメディアたちです。



第1回 2007年 メディア人気ランキング ワースト15

  1. Princo DVD-R 8倍
  2. RiTEK DVD+R DoubleLayer 2.4倍
  3. RiTEK DVD-R 8倍
  4. RiTEK DVD-R 8倍(FUJI ID盤)
  5. CMC DVD+R DoubleLayer 2.4倍
  6. Prodisc DVD+R DoubleLayer 2.4倍
  7. Princo DVD-R 16倍
  8. MoserBear DVD-R 8倍(FUJI ID盤)
  9. RiTEK DVD-R DualLayer 4倍
  10. LG電子 DVD-R 16倍
  11. Thaimedia DVD-R 16倍
  12. Victor DVD-R DualLayer 8倍
  13. Umedisc DVD-R 8倍
  14. MJC DVD-R 16倍
  15. RiTEK DVD-R DualLayer 8倍


 さすがというか何というか、今も昔も変わらない。台湾の笑えるメディア、Princoが堂々の首位を飾りました。ある意味予想はできていましたが、本当に首位を取ってしまいましたね・・・
 さあ、首位は放っといて他のメディアに参りましょう。2位以下を見てみると、2,3,4位、そして9位、15位とRiTEK社製のメディアがかなりの数を占めています。データ自動消去機能によって一気に悪名を広めてしまい、もう世界各国の嫌われ者ですねこのメディアは。
 全体の傾向としては、やはり品質の安定しない海外系DLディスクや、まだ技術力の安定しないマイナーメーカーの16倍ディスクなどがランク下位を軒並み独占してしまっている形です。これはある意味DVD規格がこういう方向に進んでしまったせいでもあると言えるので、MJCとかThaimediaとか低倍速ディスクの評価が高かったメーカーなんかは特に気の毒な結果となっています。
 ただ、その中で異質なのが第11位のVictor。こいつ国内メーカーで、しかも国内工場で国産としてメディア製造してるくせに、一体こんな所で何をやってるんでしょうね。ドライブ側の対応が悪いと言ってしまえばそれまでなんですが、その状況が今に至るまでいつまで経っても改善されないのが非常に問題になってます。Victor側も4倍速メディアとして販売するなどの対策(というより、苦肉の策?)を取ってはいるみたいなんですが、同時に売り上げを伸ばしたいからなんでしょうけれども、『全てのレコーダーに対応!』とかまるで余計な事までアピールをしてしまっており、そして実態はそうではないわけですから効果は全くと言っていいほど出ていないですね。価格.com辺りのクチコミ情報とかを見ていただければこいつを買ってしまった悲しみの声が溢れかえってます。




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 ランキング作成にあたっては、のべ66名の方にご投票いただき、ランキングの作成にご協力頂きました。
ご協力くださったメディア好きの皆様、どうも有難うございました。