Optiarc AD-7200Aの記録性能・相性等の検証ページ |
SONY-NEC Optiarc AD-7200A Burn Quality Test
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基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Features
初期ファームは1.03。消費電力がAD-7170シリーズより大きくなってるので要注意です。 Write speed & behavior
ドライブ自体は20x対応ながら、実際に20倍速で焼けるメディアは数少なく、 その上AD-717xシリーズより18倍で焼けるメディアが増えてるわけでもないため、 じゃあAD-717xシリーズから買い換えて嬉しい事あるのかと問われると微妙な所。 TYG03すら20倍で焼かせてくれないからなあこいつ・・・・・ Nero InfoToolでのドライブ情報 ![]() |
AutoStrategyは本当に動作してるのか? を確認するため、あんまり品質のよろしくない2種類のメディアについて各ドライブで計測してみます。 |
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書き込みテスト 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() 速度グラフは特に変化なく、似たようなところで減速しています。 書き込みにかかった時間もほとんど同じ。 BenQ計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() こちらも有意な差は見られません。 Jitter計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() これも殆ど同じです。 AD-7170S計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() 計測精度に問題があるため、比較が難しい状態です。 AD-7200A計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() AD-7170S計測と比べて精度が格段に高く、計測ドライブとしては以前のモデルよりは幾分ましになった感じです。 ただ、1x読みが削除されたためCAV計測しかできなくなってしまっているのが痛いところ。せめて2xか4x CLVで読めれば・・・ |
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書き込みテスト 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() 速度グラフは特に変化なしです。 BenQ計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() 2枚目の方がエラー増加してしまってます。 Jitter計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() Jitterは2枚目の方が若干段々が少なくなってる感じ。 AD-7170S計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() AD-7170S計測では外周にかなり大きな差が発生しました。 AD-7200A計測 1枚目 ![]() 2枚目 ![]() しかし自己計測では2枚目の方がエラー多くなってしまっているという・・・ |
結論 ALL-WAYSの方は1枚目と2枚目の間にほとんど違いが見られませんでしたが、PRO-FEELの方は双方で若干の差が発生していました。 しかしこの差というのが本当にASの影響で出た差なのかは正直怪しい所。 そもそもプレクスタードライブのAS作動時はアクセスランプが点滅し、ASの動作完了まで数十秒程度の時間を要するため初回の書き込み時間が長くなるという挙動を見せたのですが、 こちらのドライブではそういった挙動は一切なく、ASが作動したとすればそれこそ寸刻の間にメディアチェックを行ってデータを記憶してることになるでしょう。 つまり、PX-716AやPX-760Aと同じレベルでのAutoStrategy機能は全く作動していないっぽいというのが正直なところです。 なにかAD-7200A独自の特性記憶機能・・・例えばLITEONドライブが持ってる程度のものならば作動してる可能性が無くもないですが、 過去のプレクスターのドライブのような大掛かりなASを期待してる方にとってはかなり期待はずれなものである可能性があります。 |