タイトル | : Re: 色素は?(追加修正あり) |
記事No | : 488 |
投稿日 | : 2005/03/14(Mon) 23:35 |
投稿者 | : CGFさん |
基本的に国内外共にアゾ、もしくはアゾにシアニンを混ぜたものだと思います。 シアニンは光に弱い為、単独でDVD−Rに使うには向いていません。 また、高速記録にも向いていません。
誘電の4倍初期のものまではシアニンを混ぜていたようで不評でした。 消えやすさで有名なプリンコも似た色でしたが、コチラはシアニンベースに質の悪い対光剤を大量に入れたものらしいです。
色素に関しては、特許などの関係もあり、各メーカーでブレンド(色素と薬品の割合など)が違うようです。 (あと、一口にアゾと云っても、メーカーにより化合物の種類が微妙に違う) 微妙に色合いが異なるのはその為です。 (他に反射層やポリカの質にもよりますが) 同じメーカーでも、製品により微妙に違う場合もありますから、あとは見た目で判断するしかないかも知れません。
実際には、色素だけでなく、溶剤や対光剤の質の問題もあり、品質の違いが出ます。
ちなみに、CD−Rは低速時代(〜16x)はシアニン、高速以降はフタロシアニンが主流で、アゾは三菱系のほぼ独占でした。 CD−Rの場合は、色素の違いにより、音色の変化も見られました。 一般的に、シアニンはクリアで原音に近いとされ、いまだにマニアが使ってます。
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