" GREEN TUNE " 三菱化学メディア CD-R AUDIO For Mastering



GREENTUNEのパッケージやレーベル面等の情報について

TDK THEORY等のメディアとのエラー・Jitter比較について

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三菱化学メディア "GREEN TUNE" CD-R AUDIO For Mastering 74min

\840 / 枚 (虹色キャンバス 秋葉原店)


三菱より発売、10万枚限定生産という極めて少ない量が市場に出ることとなった高級CD-R。
今更CD-Rかよって話もありますが、結構色々な所で密かに話題になってるメディアです。
生産数が少ないため普通の店には殆ど置いておらず、通販でしか入手は難しいメディアでしたが、
虹色キャンバス秋葉原店に置いてあるのを発見し、とりあえず1枚購入してみました。
(-_-).。o0(しかしCD-Rのクセにトールケース入りですよなんて生意気な……)





中身はこんな感じです。
記録層に用いられてるのは16倍速用のSuperAzo色素。
パッケージ裏面には「16倍速対応ですが、品質を最大限に引き出すため低速での録音を推奨します」
との表記がされています。



10万枚限定生産の表記。1枚1枚にシリアルが刻まれているらしいです。




これがそのシリアルです。(画像は見やすいように明るく加工してあります)
IDは#95286で、かなり後ろの方です。後4700枚しか残ってないという事でしょうか・・・?




レーベル面はまるで紙ヤスリのよう。かなりざらざらしています。
画像をクリックするとレーベル面の拡大画像を表示します。



原産国は台湾になってます。
(こんな時くらいシンガポールで作れよって気もしますが…)



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各種ドライブでのエラー計測データ比較


記録ドライブには現行機種で最もCD-R焼きが安定していると思われるPLEXTORのPX-760Aを用いました。
以下、GREENTUNEをはじめとした高品位CD-R4種類の計測結果を比較していきます。




三菱化学メディア GREEN TUNE
\840/枚








記録品位は安定しており、Jitterも特に跳ね上がるような点のない良好な結果です。
最近の互換AZOと呼ばれるSuperAZO採用のものはC1エラーが多くいまいちであるものが多かったのですが、
GREEN TUNEの方はエラー値的には良好な模様です。
ただ単にデータを焼きたいなら誘電master使えばいいって話ですが、
レーベル面側に施された振動防止コートにより余計なノイズが乗らないという真髄とも呼ぶべき追加要素がありますので、
単純にエラー値で割り切るようなものでもないんでしょう。
まあ、筆者にはそんな細かい音の違いは判らないわけですが……_| ̄|○

SuperAZOですから耐久性にも優れていると思うので、マニアな人には結構良いものなんじゃないでしょうか。





TDK THEORY CD-R74
\500/枚







TDKのTHEORYといえばCD-Rの中では特に高級メディアとして定評のあるものだったのですが、
PX-760Aとの相性が良くなかったのか、それとも単にハズレだったのか、
4倍焼きにも拘らず外周でC1エラーが増大しC2まで吐いてしまうという海外粗悪メディアと変わらん結果になってしまいました。
Jitterも外周部で増大してるので、正直音質以前の話だと思います。
GREEN TUNE vs THEORYなんて表題を掲げておいて誠に残念ですが、これは比較対照外ってことで。





MITSUI GOLD
\158/枚








三井アドバンストメディア製の音楽用用CD-R GOLDディスクです。
Jitterが一直線なのがかなり良い感じです。
三井国産に互換AZOがエラーで勝つって事はまずありえないんですが、
GREEN TUNEはエラー値で三井国産に勝ってます。その辺が互換AZOとの明確な違いですね。

追記:BBSにてLONG様に頂いた情報によると、Made in Japanの表記があっても国産ではなくアメリカ産であるとの事です。





That's CD-R for master
\348/枚








音楽用を謳うわけでもなし、ただデータ用としてmasterとなる品質を追求した太陽誘電のCD-Rメディアだけあって、
さすがにエラー値では他のメディアの群を抜いてます。
DW1655計測、PX-712SA計測共にC1エラーがTotalで1000切り・・・・・・恐るべき結果です。


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