電動DISC修復機「DISC REPAIR PRO」
(加工してありますが、上記はカメラで撮影した画像です)
なんかいろんな国で特許取ってるらしいですが、パッケージにメーカーの詳細が一切記載されていないあたり微妙に怪しげです。
で、その性能はいかにって事で、RiTEKを1枚、お捧げに奉りました。
まずは焼き直後
D2ロットのSPARKです。DRU-800Aで焼くのは初めてだったんですが、比較的きれいに焼けてますね。
で、次。
ディスクの記録面をPCIスロットのカバー(金属製)で適度にひっかいてみる
というとんでもない暴挙を行ってみます。
内周部分には角で削るように深めのキズを、外周部分には平らな面でこするように浅い傷をたくさんつけてみました。
キズ生成後のエラーレートはこちら
内周ででっかいPIFが発生しており、外周でもPIEの山が不安定になってしまってます。
さて、それではDISC REPAIR PROで修復を試みてみました。
正直、内側の深いキズに対してはほとんど効果は見られないように思います。
ただ、外側の浅いキズはかなりマシになってます。
では、エラー値の方は如何に?
Before
↓
After
やはり内周の方の山は若干落ち着いてはいるものの、根本的な解決には至っていない模様。
しかし、外周に関しては不安定だった山の部分がなくなり、ほとんど最初の頃と同じレベルまで回復してます。
・結論1
深いキズには効果が無いのは宣伝文句の通りで、致命的なものを回復させることはできなさそう。
但し、浅い傷に関しては(正しく使いさえすれば)意外にも宣伝通りの効果を上げそう。
致命的なエラーの修復は望めないが、見た目の改善には絶大な効力を上げる。
……と、ここまでが良い点。
良い点だけ挙げてたんじゃ何の参考にもならんって事で、次は悪い点を挙げてみます。
次回へ続く。