カラーミックスなディスクの個体差検証.
maxell DVD-R 8x DR120MIXB.S1P10S
見て分かると思いますが、カラーミックスのディスクというものはそれぞれのディスクのレーベル面の色が違います。
製造時、同じ機械で異なる色を順番に…なんて非効率的なことは普通しないですよね。
おそらく各色ごとにそれぞれ別のラインでレーベル加工した後でまとめてパッケージングしてるものと思われます。
"だから何?" って話ですが、つまり何が言いたいかというと、
『カラーミックスのディスクは通常の製品と違い、ロット番号の近いディスクがまとめてパッケージされていない』
つまり、通常のものよりも同一パッケージ内に含まれるディスクの個体差が大きいのではないか?
・・・っつーことで、検証してみました。それはもう、馬鹿みたいに同じドライブで連続して焼いて計測します。
プレクスター PX-760A/JPCにて記録 青レーベルのもの 緑レーベルのもの 橙レーベルのもの 桃色レーベルのもの 水色レーベルのもの |
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青 | 緑 | 橙 | 桃 | 水 | |
PX-760A | 58166 | 32676 | 92676 | 119424 | 60690 |
DW1655 | 17566 | 12745 | 28262 | 58160 | 17277 |
考察:上のPIE TOTALの結果を見てもらえると判る通り、ピンク色のディスクの結果が他と比べてかなりエラーが多めに出ています。 ただ、PX-760Aでのmaxell8倍への書き込みはかなり安定しているようで、特に使用に問題のありそうな結果はありませんでした。 maxell8倍といえば、昔は個体差の大きいディスクとして避けられがちだったんですが……最近はそうでもないのかもしれません。 |
パイオニア DVR-111にて12倍速記録 青レーベルのもの 緑レーベルのもの 橙レーベルのもの 桃色レーベルのもの 水色レーベルのもの |
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青 | 緑 | 橙 | 桃 | 水 | |
PX-760A | 124908 | 127380 | 254670 | 84072 | 148620 |
DW1655 | 92502 | 96766 | 531596 | 108109 | 117860 |
考察:こちらはPioneer DVR-111の結果です。個体差がわかりやすいようにと、敢えて速度違反での書き込みを行ってみました。 見てもらえれば判るかと思うんですが、オレンジ色のディスクのエラー値が一つ異彩を放っています。 一つだけ他の5倍以上のエラー値を叩き出してますからね……やっぱり個体差は存在するんだってことでしょうか。 |