☆DVD関連の用語辞典・暫定版



用語追加の要望は掲示板にて。


あ行
RPC-1
(あーるぴーしー1)
Region Protection Code フェーズ1の略。
リージョンによる視聴地域制限の為されていない機器の事。
対してリージョンによる視聴地域制限の為されている機器のことをRPC-2と呼ぶ。
アイ・オー・データ機器
(IO-DATA)
PC関連の周辺機器を販売する国内の企業。
DVDドライブについては基本的に他社製品をパッケージして売っている為、自社でのドライブ開発などは行っていない。
あきばお〜 秋葉原にある4大メディア屋さんのひとつ。秋葉原オタロードの至る所に点在しているため知名度は抜群。
DVDメディアが非常に安いことが知られており、日本のぁゃιぃ製品の半分はココとばんぐから出てくる。
ちなみにDVDメディアと全然関係のない製品も売っており、店内はスペースの狭さと客数の釣り合いが取れていない為
いつ行っても超満員状態であり、一般人は入る事さえ躊躇うことがあるらしい。
逸般人の人にすらあの混雑ぶりは煙たがられており、事あるごとに皮肉られる。
あきばんぐ 秋葉原にある4大メディア屋さんのひとつ。中華料理屋さんの上の2階に居を構え、
休日にはセールと称して1Fの道路部分にも商品を陳列し行列を作っている。
昔は中央通り沿いのビルの上層に別店舗があったが、現在はなくなっている。
ASUS
(アサス/アスース)
ASUSTek Computer Inc. 日本名での読みはアサス、アスースなど。
過去Pioneer OEMのドライブを出荷するメーカーであったが、現在は自社設計のDVDドライブで市場に参入している。
マザーボードやビデオカード等で定評があり高い人気を誇るが、DVDドライブはいまひとつといったところ
AZO(あぞ) 深い青紫色をした色素。
光への耐性が高く、三菱化学メディアがCD-Rの頃に用いていたことで有名。
現在DVDでは多くのメーカーに非常に好んで用いられている。
尼僧(あまそう) →にそう
あんぱんまん Sony NEC Optiarc社製のドライブの事。
天板の凹凸の形状がなんとなくそのような単語を連想させるため。
AD-7170以前の型番では仏頂面だが、AD-7200A以降の型番においては微笑む姿が見られる。
JVC・Victorの事。ビクターマークの由来となっているフォックス・テリア犬の「ニッパー」から。
インターメディア かつて国内でDVDディスクを製造していた企業。
経営悪化後韓国のNewStar Digital社(以下NSD)に吸収される形で存続したが、そのNSDも経営破綻に至り
2006年末に世から姿を消す事となる。
ディスクは全て国内で生産していたが、初期の頃は品質に問題のある製品が多くユーザーからは敬遠されていた。
後期はそこそこ良質な製品を生産していたのだが、初期の頃の悪いイメージを返上できなかったのが敗因かもしれない。
海栗(うに/UNI) →UNIFINOの意。2ちゃんねる等で略称として好んで用いられる。
梅(うめ/UME) →香港UMEDISC社の意。2ちゃんねる等で略称として好んで用いられる。
UMEDISC(ウメディスク) →UMEDISC(ユーミーディスク)
Ultra DMA モード
(ウルトラディーエムエー)
⇔PIOモード
記憶装置へのデータの転送をCPUを介さずに行う方式。
UltraDMA Mode2,4,5と転送速度に対応したモードが存在する。Ultra ATAxxとの対応は以下の通り。
Ultra ATA33=UltraDMA mode2
Ultra ATA66=UltraDMA mode4
Ultra ATA100=UltraDMA mode5
Ultra ATA133=UltraDMA mode6
DVDへの転送を行う場合、16倍速ならmode2、20倍速でもmode4があれば充分である。
AS(エーエス) →AutoStrategy(オートストラテジ)
AMC(エーエムシー) Advanced Media Corporation。後日親会社である北野エンジニアリングと併合し株式会社KITANOとなる。
HG(エイチジー) →ハイグレード。間違ってもハードゲイではない。
HT(エイチティー) →Hyper Tuning(ハイパーチューニング)
SATA(エスエーティーエー) →シリアルATA
エックス(X) ソフネットの関連店舗。ソフネットと同じくDVD-RディスクやアダルトDVD等を取り扱っている。
こちらの方がソフネットよりも判り易い位置にあるため一般への知名度は高いかもしれない。
NEC(エヌイーシー) Nihon Electronics Corp.日本電気株式会社。
ND-3500Aなどの傑作機を世に出した著名メーカー。現在ではSONYと合同出資のメーカーとして
「ソニーNECオプティアーク」を立ち上げそちらのブランドとして販売を行っている。
FTI(エフティーアイ) →Falcon
エフ/F →FirstMediaShop(ファーストメディアショップ)
MID(エムアイディー) Manufacturer ID(製造者コード)の事。
DVDのプリライト部分にDVD-Rは12バイト、DVD+Rは11バイトで記録されている。
ドライブはこれを読み取ってストラテジの選択し、記録を行う。
MB(エムビー) →MediaBox(メディアボックス)
MBI(エムビーアイ) →MoserBaer
LS(エルエス) →LightScribe(ライトスクライブ)
LMT(エルエムティー) →リーダーメディアテクノ
OHT(オーエイチティー) →Online Hyper Tuning
AutoStrategy
(オートストラテジ)
太陽誘電の開発した技術で、PLEXTOR製ドライブに搭載された技術。ディスク個々の特性学習機能。
これにより未知のディスクに対する記録品質を確保する他、ディスクの個体差を吸収することが可能。
特性学習機能は数多くあるが、これほど大掛かりで力の入ったものは過去にも今にも例を見ない。
OPC(オーピーシー) 光学パワー制御機能。記録中に記録面の状態を監視してレーザー強度をリアルタイムに調整することで、
ディスクに最適な記録状態を造り出す技術。たくさんのドライブに搭載されており、社によって名前が変わる。
All-ways(オールウェイズ) LMTの商品ブランドのひとつ。OEM元はパッケージデザインのみならず、時期によって非常によく変わり、
名前に反して中身も品質も全然オールウェイズじゃない製品である。
オキソ →オキソライフ色素
オキソライフ色素 FUJIFILM社が自社開発したというOXOLIFEという名称の有機色素。
ProdiscやRiTEK、NANYA等の台湾メーカーが実際にこれを用いてディスクを製造している。
一時期FUJIFILMが過剰なまでの宣伝を行っていたことがあった。なんか裏で結構いろいろ苦労してたらしい。
億(おく) オークションの事。ネットオークション、特にYahoo! オークションの事を指す場合が多い。
OPTO(オプト) →OPTODISC
OPTODISC
(オプトディスク)
台湾Optodisc Technology Corporation.
SW Technologyなどの安メディアで知られる台湾のメーカー。
過去にとんでもなく低品質なディスクを市場に出していた時期がありユーザーからの信頼を著しく失った事がある。
現在も品質は決して高くないが、さすがに懲りたのかそこまで酷いものは市場に出なくなっており、
安メディアの中では積極的に使いたいほどでもないが、使えなくもないといった微妙な評価を得ている。
DVD-RWについてはmaxellとの結びつきが強く、ある程度の質を備えているため日本でもやたらと数が出回っている。
Online Hyper Tuning
(オンライン・
 ハイパーチューニング)
LITEON社製のドライブに搭載されているリアルタイム学習機能。
おおげさな表現をしているが、要はOPC技術である。

か行
改ファーム リージョンフリー化やオーバースピード化などが行われた改造ファームウェアの事。
メーカーの正式リリース品ではないため、適用した時点で保証が消失する。
片リブ(かたりぶ) →リブ。
記録面側にのみリブが設けられているディスクの事。
カラミ カラーミックスの事。レーベル面の色が5色くらいミックスしてパッケージされてる製品。
消える魔球 →Princo(プリンコ)
記録したデータが短期間で読み出せなくなってしまう、保存性の悪いディスクの総称。
特にPrinco Corporation製のディスクの事を指す場合が多い。
戯画/Giga(ギガ) →GigaStorage。
ギガスト →GigaStorage。
GigaStorage
(ギガストレージ)
台湾GigaStorage Corp.
DVD-Rは初期から生産を行っており、評価は低くなかったもののやや目立たないメーカーだった。
2006年末頃に価格に似合わぬ品質を備えた8倍速ディスクが市場に出回り、
それを契機にだんだんと非常に高品質なディスクを製造する台湾メーカーとして認知されるようになる。
現在は当時と比較するとやや品質が下降気味ではあるが、まだ致命的な域には至っていない様子。
危険兄弟 The Dangerous Brotherと呼ばれる海外の改ファーム公開サイト、及びその管理人の事。
ものすごい数のファームが列挙されており、初めて訪れるとそのページの威容に度肝を抜かれる。
KITANO(きたの) 株式会社KITANO。まだ国産ディスクが高価であった4倍速ディスク初期の時代、
非常に廉価な国産ディスクとして登場しコアユーザーたちの注目を集めた。
元々ブランクディスクの生産に重きを置いていた企業ではなかったが、
「知る人ぞ知る」コストパフォーマンスに優れた良質メディアとして認知された。
ところが8倍速への参入は遅れ、更に価格の面でのインパクトが無かった事などの要因から、
以降KITANO製のメディアへの注目はさほど集まることなく、後に本業の方の経営が悪化したため倒産。
Galaxy(ギャラクシー) 磁気研の商品ブランドのひとつ。ビデオカード等を製造する韓国Galaxy Techとは全くの無関係である。
OEM元はパッケージデザインのみならず、時期によってコロコロ変わる。
99(きゅうじゅうきゅう) 99→九十九。「つくも」と読む。TSUKUMOの事。
業務用 業務用だからといって、特に主張していない限り高い品質基準で製造しているわけではない。
ただ業務用途で大量に消費する方の為に適した形態で販売しているメディアである。
その多くは包装がごく簡易的なものになっていたり、レーベル面のロゴの有無が選択できたりする。
糞(くそ) 品質のよくないメディアに対する蔑称。糞メディア。
KUSO クソメディアを地でいく台湾のブランド名。
二次元的なイラストのレーベルが採用されており、越後屋様から頂いたものを当サイトでご紹介したところ
管理人の予想を上回る理不尽な反響があり、陰で日本発売を望む声も強いらしい。
ちなみに品質はそれほど糞でもない
CrossFlash
(クロスフラッシュ)
DVDドライブにはファームウェアによって機能を制限されているだけで、
上位機種と全く同じハードウェア構成を持ったモデルが存在する。
そういった機器に上位機種のファームウェアを改造して適用し、別のドライブにしてしまうこと。
上位機種への変更だけではなく、他社へのOEM版機種への変更を行う場合も含む。
コースター 焼き損じなどで使えなくなったDVD。使い道がコースターにするくらいしか無い事から。
品質が低すぎて使い物にならない粗悪ディスクの事を指す場合もある。
国産 日本国内で製造された製品のこと。
国内メーカー産 日本に籍を置くメーカーが販売する製品のこと。国産とは限らない。
昆布(こんぶ) →パラレルATAの接続ケーブルの事。横幅が広く薄い姿が昆布を連想させるため。
コンベア 価格.com等ではなぜかコンベアと誤って覚えている人が非常に多いのだが、正しくはコン「ペ」ア。
コンペアとは英語でCompare[比較する]という意味である。ちょっと恥ずかしい誤りだと思う。
コンペア(Compare) ディスクに記録したデータをHDD上の元データと比較することで、正しく記録を行えているかどうか確認する事。

さ行
シアニン Cyanine.
CD-RやDVD-Rに用いられる色素のひとつで、青色をしている。
しあにん ひらがなで表記された場合、当サイト、および当サイトの管理人を指すことが多い。
CSS(シーエスエス) Content Scramble Systemの略。
DVD-Videoなどにかけられたコピー制限のためのアクセスコントロール技術。
この暗号化システムにより、本来DVD-Videoはコピー不能であるはずであった。
CMC(シーエムシー) 台湾CMC Magnetics Corporation.
台湾No.1の規模を誇るDVDディスク製造会社。
自社ブランドとしてMR.DATA等があり、またImationやMemorexなどのOEMはもとより、
三菱からの製造委託やTDKからのODMを請け負うなど多岐にわたって製造に関っており、
本気で製造するとかなり質のよいディスクを製造できる、技術力はあるメーカーである。
しかし量産品については質よりも生産性の工場やコスト削減に力を入れているため、質にはばらつきがある。
CDSpeed(シーディースピード) →Nero CDSpeed
CPRM(シーピーアールエム) Content Protection for Recordable Media。
DVDレコーダ等でコピーワンスの番組を録画する際に必要となるディスク。
国内ではあたりまえのように普及しているが、日本国外では必要がないため一切販売されていない。
つまるところ日本専用の独自規格である。
J村(ジェーソン) ディスカウントストアのジェーソンの事。
磁気研(じきけん) →磁気研究所
磁気研究所
(じきけんきゅうじょ)
株式会社磁気研究所。
国内において海外製メディアの総合代理店の役割を果たし、自社の店舗も存在する。
リーダーメディアテクノと勢力を二分しており、同社の製品は日本全国各地で目にする事ができる。
代表的な製品にHI DISC、Galaxy、SuperXなどがある。
地雷(じらい) 値段に対して釣り合わない低性能である製品の事。
またどんな値段であれ釣り合わないほど低品質な使い物にならない製品のこと。
地雷テック/地雷Tek
(じらいてっく)
台湾RiTEK Corporation、および同社の製造するDVDディスクの事を指す。
同社の製造するディスクは2004年頃まで台湾NO.1と呼ばれるほど品質の高いものであったが、
その後保存性の極端に悪いロットが大量に市場に出回ったためweb上での同社の評価は一気に転落。
世界各国にて、wikiなどのページでもRiTEKの保存性の悪さは言及され続けていくこととなる。
シリアルATA ⇔パラレルATA
PCと記憶装置を繋ぐIDE拡張規格のひとつ。ケーブルが細く扱い易く、転送速度がPATAより速い。
しかしDVD記録ドライブの速度ではPATAの転送速度限界に達していないため、速度面でのメリットは無く
PATAとSATAを選ぶ基準は将来性や安定性、自分の好み等とある。
シルバープリンタブル 通常のホワイトやカラーのプリンタブル製品と異なり、メタリックな仕上がりになるプリンタブル。
仕上がりは格好良いが表面が粗いため、印刷解像度的には若干低くなってしまう。
SuperX(スーパーエックス) 磁気研の主力商品ブランドのひとつ。
OEM元は常にPrincoで固定されており、日本におけるPrincoの自社ブランドとして定着している。
超硬(スーパーハードコート) TDKの開発したDurabisと呼ばれるハードコート技術。
Blu-rayのベアディスクが発売されるに至ったのはこの技術による所が非常に大きい偉大な技術。
TDK社のプレミアムブランドとしてDVDでも採用されており、キズへの耐性効果はかなりのもの。
国によって名前が異なり、日本では超硬、USAではArmor Plated、EU圏ではScratch Proofと呼ばれていた。
現在は名称を統一し、DVD向け技術がDurabis1、Blu-ray向技術がDurabis2と呼ばれている。
Spin(スピン) →Spindle
Spindle(スピンドル) 「軸」を意味する言葉。Spinと略されることが多いが、英単語のSpinとは意味が異なる。
元はディスク製造の段階で貼り合わせの済んだディスクをストックしておくためのもので
現物は金属の長い棒に刺して数百枚単位でディスクをストックするとてもゴツいもの。
台湾へ行くとこのストック用スピンドルのままでディスクが置かれており、必要枚数だけ買える所がある。
一般的には業務用の積み置き棒ではなく、小売販売向けの10〜100枚用のスピンドルケースの事を指す。
形状が似ていることから、スピンドルケースの事をケーキボックスと呼称することもある。
Spin Drill(スピンドリル) 元はスピンドルの誤用表現であった。しかしドリルという部分がナニか熱い魂を揺さぶってしまったのか、
この呼称が一部で定着してしまったという事実もあり、現在においては誤用表現と捉えるべきではない。
Smartbuy(スマートバイ) 台湾Prodisc社の自社ブランド製品で、おそらく日本の海外メディアの定番的製品。
日本における代理店は現在LMTで、JANコード検索するとちゃんとProdiscって出てくる。
セラコ →セラミックコート
セラミックコート 太陽誘電が自社ブランドで採用しているレーベル方式で、硬質なセラミックでレーベル面を覆う。
レーベル面の下に保護層が存在しなかったCD-R時代には非常に重宝された製品だが、
DVDは貼り合わせ方式のため保護層が存在し、存在意義が薄れている。
しかしその質感と見た目に惚れるユーザーも多いため、まだまだ人気はある模様。
ZERO(ゼロ) LMTの商品ブランドのひとつ。OEM元はパッケージデザインのみならず、時期によって非常によく変わる。
半端な知識で購入すると名前の通りゼロクオリティを味わうことになる恐れがある。
双頭(そうとう) TWOTOPを指す。単純に日本語訳しただけ。
速度制限(そくどせいげん) ビデオ視聴時の騒音を減少させるため、DVD-Videoディスクの読み込み速度が
ファームウェアレベルで2倍速など低速に制限されている機種、またその状態。
速度制限解除
(そくどせいげんかいじょ)
改ファームウェアを適用することで、速度制限を無効化すること。
SONY(ソニー) SONY Recording Media Corporation. 日本が世界に誇るSONYの記録メディア部門。
太陽誘電やDAXONからのOEM品をパッケージングして販売していることが殆どだが、
音匠など一部自社のプレス工場で製造したものが存在している。
祖父(そふ) Sofmapの事。語感的にはSofnetの事も指せると思うが、普通は言わない。
発展版として祖父地図という呼称もある。
Sofnet(ソフネット) 秋葉原にある4大メディア屋さんのひとつ。若干わかりにくい所にあるため一般の方はあまり寄らないが、
DVDメディアの品揃えは下手をするとあきばおーよりも気合いが入っており、値段も安い。
通販は行っておらず、現地に出向いて購入する必要があるが、店頭での発送は行ってくれる。
あきばお〜と違い店内は比較的空いているため、混雑の嫌いな方にお勧めできる。

た行
Thaimedia
(タイメディア)
Thaimedia.Inc. THAILAND(タイ)に籍を置く光ディスク製造企業。
製造を始めたばかりの頃は三菱やTDK等からの技術供与もあり、割と品質が良く信頼できる製品を製造していたが、
日本に大量に製品が入ってくるようになった辺りから目に見えて品質が落ちはじめ、ドライブ内で異音を鳴らす製品が続出した。
この品質低下は十分な設備の無い環境での無理な生産が原因であり、日本の要求過多が招いた結果ではないだろうか。
太陽誘電 太陽誘電株式会社。
CD-Rの開発元であり、現在も日本国内でDVDディスクを生産している数少ない企業。
その品質は世界一とも言われており、日本をはじめアメリカやヨーロッパなどの海外でも有識者の間での知名度は高く、
MIJ(Made in Japan)の代名詞として世界中から非常に高い信頼を置かれている。
DAXON(ダクソン) Daxon Technology Inc. 台湾に籍を置く光ディスク製造企業。
元はAcer MediaというAcer/BenQグループのメディア製造部門であった。
社名がDAXONとなった現在でも刻印にAMC(AcerMediaCorp)という名残が強く残っている。
古くからSONYの製造委託先となっており、製品品質は悪くない。
たぼ、タボー →プリンタボー
超X →SuperX
超硬(ちょーこー) →超硬(スーパーハードコート)
Decrypter →DVD Decrypter
TDK(ティーディーケー) 東京電気化学工業より。Tokyo Denki Kagaku→TDK。
日本に籍を置く実績ある記録メディアメーカー。カセットテープ時代からここの製品使ってる人は多いはず。
現在は国内でのDVD-Rの自社生産は行っておらず海外へのODMという形で生産しているが、
この企業が業界へ残した功績はとても偉大である。ちなみにBlu-ray等の先端技術製品は現在も国内で製造している。
DMA(ディーエムエー) →Ultra DMAモード(ウルトラディーエムエーもーど)
DVD(ディーブイディー) Digital Versatile Disc(デジタル多用途ディスク)の略。
ビデオ目的ではなくデータストレージとしても用いられ、用途が多岐にわたっているため
Digital Video Discではないとされる。しかし明らかに後付けな感は否めない。
-DL(デュアルレイヤー) DVD-R DLの事。片面二層式ディスク。CPRMに対応した製品があるのが強みだが、
+DLと違いROM化できないため互換性が低く、多くのユーザーに非常に煙たがられている。
+DL(ダブルレイヤー) DVD+R DLの事。片面二層式ディスク。-R DLとは呼称が違う。
DVD Shrink
(DVDシュリンク)
ダブルレイヤーDVD-Videoディスクの映像をトランスコードし、単層に圧縮するフリーソフトウェア。
CSS信号を解除する機能に加え、マクロビジョンプロテクションを解除するといったコピーガードキャンセラー的な要素もあり、
使用法次第では完全に違法となるため扱いには注意する必要がある。。
しかし単なる圧縮以外にも意外な使い道があったりするため、使いようによってはかなり便利なソフト。
DVD Decrypter
(DVD ディクリプター)
DVDディスク中のファイル、及びイメージファイルとして抽出するためのフリーソフトウェア。
CSS信号を解除する機能を備えており、CSSで保護されたディスクをコピーできてしまう灰色なソフト。
DriveSpeed →Nero DriveSpeed

な行
虹色キャンバス 同人誌や同人ゲーム等を扱う店で、通販でDVDメディア等も取り扱っている。
秋葉原の中でも奥まった場所にあり知る人ぞ知る店という位置づけであったが、
店舗移転によるホワイトキャンバスとの合併により売り場は縮小され現在は完全に同人系店舗になってしまった。
しかし通販部門では未だにメディア・サプライ専門店を貫いている。
尼僧(にそう) 片面二層ディスクの事。
Nero CDSpeed
(ネロ シーディースピード)
ディスクライティングソフトであるNero Burning ROMに付随するツールの一つで、ディスクの転送速度や読み込み検査、
エラー値の検査などを行う事ができるツール。計測において最も重要なソフトウェア。
Nero CD-DVD Speed
(ネロ シーディー・
ディーヴィーディースピード)
→Nero CDSpeed。
対応規格が多様化する中で、CDSpeedの名称もDVDを含むようになった。しかし実行ファイルはcdspeed.exeのままであり、
未だにCDSpeedの通称で呼ばれることの方が多い模様。
Nero DiscSpeed
(ネロ ディスクスピード)
→Nero CDSpeed。
バージョン4よりBlu-rayの品質テストにも対応しており、Neroに添付されるバージョンの名称がDiscSpeedとなっている。
基本的な使い方や性質などは特にCDSpeedと大きな差異はない。
Nero DriveSpeed
(ネロ ドライブスピード)
ディスクライティングソフトであるNero Burning ROMに付随するツールの一つで、ドライブの速度制御を行うツール。
これを用いることでドライブの読み込み速度を2倍速等に制限することができ、
DVD-Videoの視聴時やディスクのマウント時に騒音を気にすることがない環境を構築することができる。

は行
Verbatim(バーベイタム) かつて三菱グループに買収された企業。
現在は三菱化学メディアの海外ブランド名として使われている。
π(パイ) →Pioneerの意。2ちゃんねる等で略称として好んで用いられる。
Pioneer(パイオニア) Pioneer Corporation.音響・映像機器などで名の知れているメーカーだが、DVDドライブも製造しており、
特にパイオニア製DVDライターはDVDの記録品質の評判が良く、日本をはじめ全世界でたいへんな人気を誇っている。
HG(ハイグレード) maxellのプレミアムブランドのひとつ。ハードコート処理及び帯電防止処理を施したディスクで、
キズや汚れが付きにくい。TDKの超硬と似たような技術であるが、実際には超硬の方が若干硬い。
HI DISC(ハイディスク) 磁気研の商品ブランドのひとつ。OEM元はパッケージデザインのみならず、時期によってコロコロ変わる。
廃ディスク →HI DISC
Hyper Tuning
(ハイパーチューニング)
LITEON系ドライブに搭載されたメディアの特性自動学習機能。
効果はあるものの、使っていて意識できるレベルではないため、プレクスターのAutoStrategyほどの存在感はない。
ハイリスク・ノーリターン 磁気研の商品ブランドであるHI DISCを皮肉った蔑称。
ばおー →あきばお〜
80芯 →80芯ケーブル
80芯ケーブル Ultra ATA66以降の規格用の、データ伝送用の銅線の本数が80本のケーブル。
UltraATA66や100、133等の高速なパラレルATAを利用する場合、このケーブルが必要となる。
パナ →Panasonic
Panasonic(パナソニック) 松下電器産業株式会社を前身とする日本の電気メーカー。
DVD業界ではDVD-RAMの第一人社として知られている。
Panasonicの製造するドライブはランダムアクセス能力が高く、本来シーケンシャルな構造であるDVD-Rディスクであっても
他社ドライブより高速にランダムアクセスが行えるため、読み性能という面では他社とは一線を画した存在である。
しかしながら肝心のDVD-Rディスクへの記録品質があまり高くなかったため、評価を得られなかった面がある。
元々DVDはシーケンシャルなアクセスを前提に作られているので、
ランダムアクセスを必要とする場面というものがそんなに多くなかったのが原因かもしれない。
バックアップ 原盤を所持している状態で、原盤のデータ保護のため複製を作成する行為。
原盤を所持していることが前提となり、原盤を所持していない場合の複製行為はコピーと呼ばれる。
パラレルATA ⇔シリアルATA
PCと記憶装置を繋ぐIDE拡張規格のひとつ。ケーブルの横幅があり取り回しに苦労する。転送速度がSATAより遅い。
最近のマザーボードにはPATAコネクタを搭載していないものもあり、そろそろSATAへの移行時期が迫っている。
ばんぐ →あきばんぐ
PIE(ピーアイイー) Parity Inner Errorの略。DVDの訂正前エラー。
PIEはエラーという言葉を既に含んでいるため、「PIEエラー」という呼称は誤りである。
PIF(ピーアイエフ) Parity Inner Failureの略。DVDのPI訂正後エラー。PI訂正後残ったエラーなのでこれが固まって出ていると危険信号。
PIFはPI修復不能の意味なので後ろにエラーを付けても日本語的には通じそうだが、用語的には通じない。
PIOモード
(ピーアイオーもーど)
⇔Ultra DMAモード
記憶装置へのデータの転送をCPUを介して行う方式。
転送速度はDVDドライブの記録速度に換算して1.9倍速程度となり、CPU占有率が極めて高い。
PATA(ピーエーティーエー) →パラレルATA
FirstMediaShop
(ファーストメディアショップ)
秋葉原の4大メディア屋さんのひとつ。株式会社エフ商会の運営するメディア専門店舗。
あきばおー等と違いメーカーから正規ルートで製品を仕入れていると思われるため、他3点と違い恒常的に安い店ではない。
しかし新製品が店頭に並ぶ速さは日本随一であり、GREENTUNE等のマニア向け製品も発売直後にしっかり入荷する。
また土日にはどこかの店の不良在庫を集めてきたと思しきセール品を表に並べており、
これらの中からは非常にレアな過去の遺物が発掘されることが多々ある。
Firm(ファーム) →ファームウェア
ファームウェア ドライブ等の制御を行うプログラム。
ドライブにバグがあった場合や更新が必要な場合などにメーカーから新しいものがリリースされ、
実行することでドライブ内の制御プログラムを書き換えることができる。
ファームウェアを新しいものに書き換えることで、新規メディアに対応したり記録品質の向上などが望める場合がある。
Falcon(ファルコン) Falcon Technology International. UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに籍を置く光ディスク製造企業。
SofmapオリジナルブランドやELEXiAブランド等でFTIの製造したディスクの一部が使われており、
それがKICのIDを持っていた事などから日本でも名が知られるようになった。
TDKとも関りのある企業で、Falcon社ODM版のTDK超硬なんていうものも存在する。
For Professional
For Business Use
→業務用。
不織布(ふしょくふ) 織らない布。繊維を固めて化学的に作った布の事。
CDやDVDのスリーブケースにおいて、記録面に接する部分の素材として用いられることが多い。
FUJIFILM
(フジフィルム)
富士写真フィルム株式会社。
DVD-Rは太陽誘電のOEM品として知られていたが、神奈川に工場を持ち自社でも若干の製造を行っていたらしい。
自社開発のオキソライフ色素を広告塔にしており、台湾ProdiscやRiTEK、インドMoserBaer等で採用実績がある。
国産自社製品は大変品質が良いのだが、台湾委託製品は太陽誘電からの移行であった事と、
当時まだストラテジが未熟だったため、品質が大きく落ちたとユーザーから大顰蹙を食らった。
ちゃんと焼けるドライブであればProdiscのOEM品は悪くない製品であるが、RiTEKやMBIへのODM品はかなりどうしようもない。
FUJIオキソ →オキソライフ色素
フタロ →フタロシアニン
フタロシアニン Phthalocyanine. 綴りがかなり難しい色素。
CD-Rの頃に用いられていた色素で、光に対する耐性が高い。
DVDには反応速度の関係で用いる事が困難らしいが、MAM-A社の金反射ディスクで採用されているらしい。
プリン →Printable(プリンタブル)
Princo(プリンコ) Princo Corporation. 台湾に籍を置く光ディスク製造企業。
まだDVDが普及し始めであった当時、日本製メディアが1枚300〜400円であったのに対し1枚100円という低価格で登場し、
色素薄い、品質悪い、すぐ消えると3苦揃っていたくせになぜか全国に蔓延してしまった恐ろしいメディア。
おそらくこのメディアの被害に遭われた方は全国でも数多くいらっしゃると思われる。
現在は品質の改善した製品も見られるものの、依然として台湾水準よりも低い位置に収まり続けている。
Priunco(プリウ○コ) Princoの品質の低さを表すために付けられた蔑称。
但し人によっては愛着を持って相性として用いている場合もある。
Printable(プリンタブル) インクジェットプリンタ等でレーベル面に印刷を行うことが出来るよう、特殊インクによるコートをレーベルに施したもの。
手軽に本物のようなDVDディスクが作成できるため、ニーズに応えて日本国内で数多く販売されている。
…というのは建前で、実際は普通にメーカーレーベル刷るより製造費が安いからどこのメーカーも採用してるだけである。
プリンタボー →Printable。発音がとてもよろしい。
Prodisc(プロディスク) Prodisc Technology inc. 台湾に籍を置く光ディスク製造企業。
FUJIFILMへのODM供給や三菱化学メディアの製造委託先として知られており、
自社ブランドのSmartbuyなども海外メディアの中ではわりと高い評価を受けている。
おもにFUJIオキソライフ色素を採用した製品が出回っているが、CPRM用メディアなど一部AZO色素を採用したものもある。
PRO-FEEL(プロフィール) 磁気研の商品ブランドのひとつ。OEM元はパッケージデザインのみならず時期によってコロコロ変わるが、
現在はPrincoのサブブランド的位置として全倍速Princo尽くしで販売されている。
ベリファイ(Verify) ディスクにデータが正しく記録されているかどうか、データ構造をチェックして確認を行う。
コンペアと違いデータの内容を1バイト単位で比較するわけではないのでデータ自体に誤りがあった場合は検知できない。
間違ってもペリファイではないので注意。
便器 →BenQの意。2ちゃんねる等で略称として好んで用いられる。
BenQ(ベンキュー) BenQ Corporate.
台湾の企業。AcerやDAXONなどの関連会社を持つ日本でも著名なメーカー。
主に液晶ディスプレイ等で有名だが、PHILIPSと提携しDVDドライブなども製造していた。現在は自社での設計は行っていない。
日本法人も持っており、当時はベンク・ジャパン・・・という名称であったのだが、あまりにも「ベンキュー」と誤用されることが多く
ついに正式名称までもがベンキュー・ジャパンに変更されてしまった過去を持つ。
ポリカ →ポリカーボネイト
ポリカーボネイト
(Poly-carbonate)
プラスチックの一種。耐熱、耐衝撃性に優れ、透明度が高く、その上安価であるため光ディスクの素材として用いられる。
その生産に関しては実は国内企業である帝人化成がトップシェアを握っている。

ま行
幕(まく) →maxellの意。2ちゃんねる等で略称として好んで用いられる。
maxell(マクセル) 日立マクセル。
茨城県水海道市に工場を構えディスクを生産する国内メーカーで、その評価は太陽誘電に次ぐもの。
現在は「スーパーODM」と称して台湾RiTEK社に委託生産という形でディスクを製造しており、品質面ではやや評価が落ちている。
三菱(みつびし) →三菱化学メディア
三菱化学メディア
(みつびしかがくめでぃあ)
日本国内にて古くから知られている三菱グループのメディア製造部門。
国内メーカーではどこよりも先んじて積極的に海外進出を行っており、シンガポールにある自社工場のほか、
台湾CMC社やProdisc社にも自社の機材を持ち込んで生産を行っている。
古くから海外委託の体制を敷いてきたためか委託品であっても品質は安定しており、全世界において評価は良好である。
産地が台湾製となっているものはCMCかProdiscへの委託製造品であり、内周透明部分の刻印で見分ける事ができる。
英文字ではじまるのがCMC製、数字ではじまるのがProdisc製である。
MediaBox
(メディアボックス)
日立マクセル社の生産ラインを利用して生産されている、国産業務用の高品質ディスク。
歴史は割と古く、高品質DVDの代名詞としてマニアの中で知る人ぞ知る製品であった。
MoserBaer
(モーザベアー)
インドに籍を置く光ディスク製造企業。
日本でインド製のディスクを見かけたらほぼ100%ここの製品だと思っていい。
FUJIFILM社のODM等を行っている他、MAM-Aや三菱、TDKとも関わりがある。
MoserBear
(モーザビアー)
「MoserBaer」の誤記。
管理人も誤って表記していた時期があり、検索すると面白いようにBoserBearが引っかかる。
揉む Pioneer社製のDVDデュアルドライブに改造ファームウェアを使用する事全般を指す。
CD-R実験室においてYSS氏が『お○πさん』というタイトルでページを作成し事たから2ちゃんねる等で爆発的に広まったものと思われる。
森メディア 理工学博士である森康裕氏の開発した完全オリジナルメディア。
自分でメディアを作ってしまう辺りには感服である。品質は普通の国産メディアよりも更に上をいく。

や行
焼く DVDやCDにデータを記録すること。
記録面に塗布された色素をレーザーで焼いている事から。
CD-R開発メーカーが日本の企業であることが影響し、英語でも「焼く」がそのまま直訳され、
「Burn」という変な用語として定着してしまった。
ヤフオク Yahoo! オークションの事
誘電(ゆーでん) →太陽誘電の意。一般的に略称として非常によく用いられる。
UMEDISC(ユーミーディスク) 香港に籍を置く光ディスク製造企業。
社名はYOU ME DISCという意味でユーミーディスクと読むが、多分ほとんどの人がウメディスクと読んでいる。
AZO系色素を採用した低エラー製品が多いが、ドライブとの相性がきつく保存性もかなり疑問視されている。
生産地に中国製のと香港製のがあるのは、パッケージングを中国で行っているため。
UNIFINO(ユニフィーノ) 株式会社インターメディアのDVDディスクのブランド名。国内で販売された製品はすべて国産のディスクだった。
40芯 →40芯ケーブル
40芯ケーブル Ultra ATA33以前の規格用の、データ伝送用の銅線の本数が40本のケーブル。
このケーブルを用いて接続を行った場合、UltraATA66以降の企画に対応した機器とマザーボードを使用しても
ケーブルがボトルネックとなり、転送速度はUltraATA 33の速度となる。

ら行
RiTEK(ライテック) 台湾RiTEK Corporation.
CD-R時代〜DVD-R初期の時代に高い品質を誇り一気に規模を拡大したメーカー。
現在でもmaxellのODMやRICOHからの製造委託を請けており、生産規模は台湾No.2と言われている。
しかし自社で製造するディスクについては保存性が疑問視されており、てんで評判がよろしくない。
LightScribee
(ライトスクライブ)
専用メディアを使用することで、ディスクレーベル面にレーザーで単色描画を行う技術。
基本となる金色のレーベルのほか、v1.2ではシアン、マゼンタ、オレンジ、イエロー、グリーンのカラーが用意されているが、
日本国内ではまだ販売が確認されておらず、対応ドライブは多いもののユーロ圏でしか流行ってない感がある。
Landport(ランドポート) 高品質DVDメディアを扱うオンラインショップを運営している企業。
森メディアをはじめ、国内では貴重な太陽誘電のDVD+Rのバルク品など独特なものを扱っているため、
需要あるところにはとても有名なお店。
リージョン DVDディスクは視聴地域帯というのがディスク側に定められており、これの一致しない機器での視聴ができなくなっている。
たとえばアメリカのDVDディスクは通常日本の再生機器では再生することができない。
PC用のDVDドライブは購入時にこの地域帯(リージョン)番号の設定を行うことができ、更に後日再設定することもできる。
但し1台のドライブで設定及び再設定可能な回数は5回までと決まっており、それを超えた場合以降は変更が不能になる。
リージョンには全部で6種類の地域がありそれぞれ番号で設定されており、アメリカはリージョン1、日本は2に属する
リージョンフリー 6つのリージョン全てのディスクの視聴が可能な機器、またはその状態の事。
基本的にリージョンとして選択できるものではないが、改造ファームウェアの適用によって可能になる場合がある。
リーダーメディアテクノ 国内において海外製メディアの総合代理店の役割を果たす企業。
磁気研究所と勢力を二分しており、同社の製品は日本全国各地で目にする事ができる。
代表的な製品にSmartbuy、All-ways、ZEROなどがある。
RICOH(リコー) Ricoh Company Limited. 社名の由来は理研光学工業から。
PHILIPS等と並びDVD+Rディスクを扱うDVDアライアンスの筆頭とも呼ぶべき企業。
DVD初期においては自社でドライブも製造していたが、現在はDVD+Rメディアや制御チップ等が残るのみ。
同社の国内販売分のDVD-RはCMCへの丸投げであるため評価が芳しくないが、
DVD+Rについては早い時期に台湾への委託製造体制が整っていたため品質も高く、評価されている。
RICHO(リチョー) RICOH、と書こうとして綴りを誤って記述してしまったもの。
日本人にとって「OH」という表記に馴染みが少ないためなのか、本気で勘違いしてしまっている人も結構いる。
ネタとして用いる程度なら問題ないが、文中で同様の間違いを複数回してしまうのはかなり恥ずかしい。
Rip →リッピング
リッピング
(Ripping)
CDやDVDに記録されているデータを抽出し、(PCで扱える形式に変換して)保存する事。
語源となっている「rip」は「剥ぎ取る」を意味する。
Rip制限 →速度制限
Rip制限解除 →速度制限解除
リテック 過去に秋葉原のとあるパーツショップがRiTEKに「リテック」という誤ったルビをふって販売したことがあった。
また、ネタとして「リテックでええやん」などと用いられることが稀にある。
リブ(rib) あばら骨、肋骨、畝といった意味を持つ英単語。
DVDディスクにおいては、レーベル面側および記録面側の内周にあるリング状の出っ張りの事。
DVDディスクでは通常記録面側に設けられており、重ねたディスクの面同士が触れ合わないようになっている。
中にはこれが両面に設けられているものもあり、片面にしかないものを片リブ、両面にあるものを両リブという。
両リブ(りょうりぶ) →リブ。
記録面側とレーベル面側、両方にリブが設けられているディスク。
「森メディア」が両リブを強烈にプッシュしていたため神聖視されている感があるが、
実は高品質なディスクを造る上ではそんなに重要な要素でもないらしいという話もある。
ルク ルクセンブルク大公国。過去にTDKの自社工場がありここで生産を行っていたため、
「TDKルク」等と略されて用いられることがある。
ロット ディスクの最小製造数単位のこと。同一のロットは生産環境(製造日時、スタンパの磨耗具合、グレード等)
が同じになるため、品質も極めて近いものができる場合が多い。
その為、同一ロットを複数購入しただけでは製品の評価は難しく、複数のロットを調べて評価する必要がある。
ROM化(ロムか) DVD+Rのディスク情報部分を書き換えて、再生機器にディスクをDVD-ROMとして認識させること。
ROM化により記録品質が向上するわけではないが、機器によっては再生互換性が若干向上するといった利点がある。

わ行
YSS氏 いわずと知れた超有名サイト「CD-R実験室」の中の人。
ワイドプリンタブル プリント可能範囲が内周ぎりぎりまで拡張されたプリンタブルディスクの事。
プリント可能範囲が増えているため、より製品に近い本物っぽいDVDディスクを製作することが可能。