クレバリーオリジナル CB-7300GS/256MBのベンチマークテスト

2007年1月5日.

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クレバリーオリジナル GeForce 7300GS バルク


　GF6600-E128Gと比較するために購入した7300GSです。購入当初はこいつをRivaTuner使ってパイプライン無効化して7200GSとしても使う予定だったのですが……これが大誤算！　まさかまさかこんな糞仕様だったとは・・・

　先日販売元であるクレバリーさんにこの件について問い合わせてみたところ、どうもこの製品全部がこういった仕様になっているのではなく、7300GSはpp4/vp3で動作してるはずなので初期不良の可能性が高いとのお返事を頂きました。
　先走って誤った情報を載せてしまい大変失礼致しました。後日改めて正式な詳細を掲載させて頂きたいと思います。

■クレバリー CB-7300GS/256MB (購入価格4620円)




　ヒートシンクにFAN付き。音はローエンドカードにしては結構うるさいです。静音性を求めてローエンドを買う人にはあまりおすすめできないです。




■7300GS本来の仕様よりも大幅に削られた性能




※GeForce ローエンドビデオカードスペック比較表
　 GF6600-E128G GeForce7200GS GeForce7300LE GeForce7300GS GeForce8400GS
GPUコアクロック 350MHz 450MHz 450MHz 550MHz 450MHz
メモリデータレート 500MHz 333MHz〜 333MHz〜 550〜800MHz 800MHz
メモリ帯域 128bit 64bit 64bit 64bit 64bit
VertexShader数 3 2 3 3 16SP
ピクセルパイプライン数 8 2 4 4
実勢価格(2007.12現在) 2,000円 4,500円〜 5,000円〜 6,300円〜 5,500円〜

　購入して取り付けた時点で初めて気づいた事が悔やまれるのですが……いや、悔やんではいけない。私という人柱の上に多くの人が利を得る事ができるならばそれで本望です。
　というわけでこの製品、名前こそ7300GSを名乗ってはいますが、実際のところvp/ppとも半分近くまで削られてしまっており、更にはコアクロックまでもリファレンスより低い仕様となっています。上の比較表見ていただければ判ると思うんですが、仕様的には7200GSと全く同等のものとなってしまっています。いっそ7200GSのBIOSをちょっと改変ただけとしか思えない有様で、当然ながら性能も7300GSの半分程度しかありませんです・・・




■オーバークロックでパフォーマンス限界に挑戦


コアクロック メモリクロック 動作結果





■動作温度については特に問題なし



[1].　【idle】


[2].　【ATIToolを温度上昇が止まるまで稼動】


　元々発熱もそんなに高くない上に、小ぶりながらもFANまで付いているため、発熱については特に心配する必要はなさそうです。

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