D.bbmpegでMpeg2ファイルを生成
bbmpegをダウンロード後、起動しましょう。
「avi2mpg2.exe」使用時に不具合が発生する場合は、「avi2mpg2_VFW.exe」の方を使用してください。

※以降の工程は全て海外製ソフトによるものですので、作業パスは出来る限り
「2バイト文字を含まないパス(半角英数字のみで構成されるパス)」にて行なってください。
実際にbbmpegとDVD Stylerでは動作しなくなる実例があります故、くれぐれもご注意下さい。


図中の「Add」ボタンよりCのステップで出力したAviファイルを読み込みます。


続いて、「Resolution」の数値を「Width:720  Height:480」と変更します。


「Convert to output resolution by:」のラジオボタンは「Fixed」にチェックしましょう。

以上が終了したら、「Start Encoding」ボタンを押して次へ進みましょう。



すると、下のウインドウが起動します。
ここで「Start」ボタンを押すと出力が開始されますが、その前に「Settings」で設定を行ないましょう。


Settingsボタンを押すと設定ウインドウが開きますので、以下の説明に従って設定を行なってください。

General Settings







@
「Use Floating point」
にチェック

A
「Encode video」
「Encode Audio」
両方にチェック

B
「Multiplex video」
「Multiplex Audio」
両方にチェック
Audio Stream Settings







@
「Layer」は2にチェック

A
「Mode」はStereo

C
「Bit Rate」を任意に指定
(192kbps以上が好ましい)
Video Stream Settings


@
「DVD」にチェック

A
「Profile ID」を
「Main Profile」に指定

「Level ID」を
「Main Level」に指定

C
「Aspect Ratio」は任意に指定
通常の画面サイズなら4:3
ワイドスクリーンなら16:9

D
Frame Rateは
「29.97fps NTSC」に指定

E
Frame Intervalsの設定は
I Frameが「15」
P Frameが「3」

F
映像部の
ビットレートの値を入力
Program Stream Settings





@
Program Stream Typeは
「DVD」を指定

A
Video Stream Settingsで
EnableVBRにチェックした場合
VBRにチェック

B
「Write Program End Code」
にチェックする

C
「Align sewuence header」
にチェックする

E
「Timestamps」は
「I frame」

以上の設定が終了したら、出力を開始しましょう。


補足:ビットレートの値の設定について。

「ビットレート」とは、単位時間当たりに割り当てるデータ量の事です。分かりやすく言えば

「ファイルを小さくするために目立たない所からデータを削らないといけないんだけど、どの辺りまで許容する?」
といった意味を持っています。
即ち、ビットレートが低ければ、ファイルサイズは小さくなりますが画像が汚くなり、
ビットレートが高ければ、画質は上がりますがファイルが大きくなってしまいます。

しかしDVD-Rの容量は4700000000bytesと限られていますから、
これに合ったサイズのファイルを作らなければなりません。
4.7GBを超えないように……しかし画質を確保するためには容量ギリギリのサイズで作りたいものです。

その映像に最適なビットレートは、以下の計算式で求められます。

DVD-Rの容量(4700000000bytes) × 8 ÷ 映像の長さ(秒) − 音声部分のビットレート(bps)


ちょっと計算がややこしいかと思いますので、最適なビットレートを算出するためのフォームを用意しました。
計算用にご活用ください。


ビットレート算出フォーム
映像ソースの長さ  時間
音声ビットレート kbps
使用するディスク




映像ビットレート:bps(Kbps)

(DVDの規格を超えてしまわない様、ビットレートの上限は9500Kbpsになっています)


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