タイトル | : とりあえず報告 |
投稿日 | : 2006/10/17(Tue) 00:01 |
投稿者 | : 管理人さん |
8月末くらいからCore2機が固まるようになりだましだまし動かしてきたわけですが、結局9月末頃にその頻度がさらに酷くなりどうしようもなくなり検証作業が停滞してました。
とりあえず本日全ての不具合が解消しましたので色々まとめて報告させて頂きます。
・事の起こり
サブ機(Core2機)がドライブにアクセスするとよく固まるようになった。
・行った対策とその流れ
1. メモリか?
まずはこのサブ機を組むにあたって一等最初に問題があったメモリを疑いました。センチュリーマイクロの純正メモリで駄目な場合って一体どうしろと・・・とも思いましたが、メモリを少し追加購入して色々調べてみたわけです。このメモリ高騰の時期に全くもう・・・
ってことで、Infineon駄目、micron駄目、ならどうしろと言うんじゃぁーという辺りでメモリが原因ではないことに気づく。遅すぎ。
ちなみにメモリ価格は後に更なる高騰を見せたため、ほぼ未使用のまま中古処分ってことで被害額はほとんど出ませんでした。
2. マザーが悪い?
というわけで購入店舗で確認してもらったわけですが、別に問題なしとのこと。ついでに購入したP5LD2 R2.0はIT8211FとLITEON系のドライブがどうも相性悪いようで、こちらは使用を断念。押し入れで眠らせることに。
3. Windowsが悪い?
ということで、これを思い立ったのが10/3。サブ機のWindowsをクリーニンストールしてやるわけですが、ここで問題発生。インストール途中に必ずブルースクリーンになりOSインストール自体ができなくなるという事態に。
この問題発生のため、検証が大きく停滞しました。
4. HDDが悪い?
どうもブルースクリーンのエラーメッセージにHDDに原因があるっぽいようなことが書かれていたため、HDDの交換作業。とはいえ前半であんなに馬鹿みたく金使いまくったためここは節約ということで、メイン機のHDDをB'sでコピーとってサブ機に移し換える作戦に。ちなみにメイン機には予備のHDDを装備。
…しかしこれも駄目。
5. 電源が悪い?
ここにきてようやく「電源が足りてないんじゃないか?」っていう結論に至り、そういえば電源買い忘れたままで未だにKEIANのKAD550AS SLIでE6600 + GeForce7900GTX + 光学ドライブ10台なんていうトンデモ構成のマシンを動かしてたことに気づく。
で、とりあえず電源を買おうと思い立ったわけですが…丁度フィールドワークの為にその時大宮に泊まってたため、午後3時頃から秋葉へ新幹線使って強行軍。SevenTeamの電源を探し求めた挙句、なぜか買ってきたのはTOPowerの"武士 650W"。いや安さって怖いですよね・・・orz
これなら大宮Sofmapでも買えたじゃないか馬鹿。しかも新幹線の乗車賃足したらENERMAXやSeaSonic辺りの更に良い電源も買えてしまうっていうお話。
でも結局この電源でも安定することは無かったわけです。
…まあ後日談ですがこのTOPowerの電源、問題解決後のサブ機にて『AviUtlでWエンコード + ドライブ2台で読みながら2台で焼き』という超過酷な環境下で使用してもコア電圧はアイドル時と変わらず安定しており、別に安いだけの電源ってわけじゃなさそうです。KEIANのKAD550AS SLIなんかは同じ事したら下方に向かってガタガタ落ちていくのに。
6. 結局何なんだ
では何なんだってことで、ふと思いついて9月初頭に本当に何気なく買ってきてサウスブリッジに装着したアルファのヒートシンク「CK5000」を触ってみる。
これがめちゃくちゃ熱い。まじ火傷します。
そ、そういえばメモリが変な動作起こすのもHDDが原因っぽいエラー起こすのも・・・通り道であるサウスブリッジが熱暴走してれば十分起こり得ることじゃないか……
ということで、高さが2cmに満たないようなチャチなヒートシンクなぞ付けない方がまだマシだということが判りました。とりあえずヒートシンクを外して起動してみたところ、まだちょっと不安定な所もあるもののほぼ改善されました。
7. 冷却クーラー
というわけで、生まれてこのかた初めてチップセット用のFAN付きクーラーなどというものを真剣に探すことになりました。
ということで、とりあえずFANのついたクーラーを探したのですが、これがまた高い…SNEとかCoolerMaster辺りから随分とスゴいのが出てますが、そんなチップセット用の冷却装置に3000円とか…うちで使ってるCPUクーラーより高ぇじゃんって話。
ということで680円で売ってるZAWARDのクール☆ギアを考えたのですが、しかしあの時触った感じデータ転送時はサウスブリッジ相当熱くなるようだったので…この製品結構ヒートシンク部の背が低く適当っぽい感じだったので却下。
そこで近所のPCショップでDECAの「風神 DNBC4F」なるものを発見。
これならヒートシンクもそこそこデカいしいいんじゃないかって事でこれを買ってきてサウスに装着してやりました。
ちなみにP5NSLIはサウスブリッジにもノースブリッジと同じ規格のピン取付穴が用意されてます。確信犯っぽいな・・・
とりあえず2層ディスクを5枚ほど焼いた後で実際にヒートシンク部を触ってみる。普通にあったかい程度。何の問題もありません。
マシンの動作も安定し、固まることは皆無になりました。
これで本格的に検証を再開できそうです。
ちなみに残りの課題。
P5NSLIはノースブリッジがサウス以上に熱いので、デフォルトのヒートシンク(結構でかいんだけど…)じゃ明らかに足りてない。
今はまだ問題は起きてないけれど、こちらもそのうち本格的なクーラーを付けた方が良さそう。
SNEから出てる銅のタワシか、もしくはCoolerMasterのミッドシップあたり。とりあえずこのマザーはそのまま使っちゃいけないんだということがよーく判りました。
あとは電源。現在メイン機に使ってるKAD550AS SLIともいい加減おさらばしたいので、また余裕ができた時には今度こそSevenTeamのEPS電源を。