☆ND-35x0A、ND-45x0A、AD-7170Aなど |
NEC ND-3540A/4550A系ドライブの計測能力
ND-3540AはNECより発売のデュアルドライブで、4550Aはそれに-RAM機能を加えた後継モデルです。
海外メディアに対する雑食性と廉価が売りのドライブです。
計測も可能ではありますが、このドライブの計測機能はおまけのようなものなので、過度な期待はしない方が良いでしょう。
PIEの値についてはまだ参考になる部分もありますが、PIFの値については全く参考にならない点を覚えておきましょう。
16x計測。どちらかというとDVD-ROMドライブのようなエラーの出方になります。
とはいえ、これでPIE1000超えとか明らかな問題の出るディスクはPS2等でも問題が出ることも多いので、
急いでいる時、あまり高精度な計測を必要としない場合であれば16x計測でも問題ないかもしれません。
1x計測。こちらの方がPX-716A等のグラフに近い形になるのですが、
計測に60分かかってしまうのはかなりの人にとって苦痛だと思います。
他、5x計測などの詳しい比較についてはND-4550Aのドライブ別ページ内のCDSpeedの計測比較ページへ。
DVDInfoProで計測すると2xも選べたりするんですが、元々規格外の読み速度の為内周が微妙になってしまい、あまりお勧めしません。
そこでお勧めなのが、CDSpeedのQuickScanオプション。
Measure pointsを最大の100まで増やしてやって、(101以上に設定すると途中でバグります)
Sample Lengthを適当に調節することで、CLVの間引き計測が行えます。
たとえば、Measure pointを100に設定し、Sample Lengthを10に設定したとすると、
全周のうちで100個のポイントを10MBずつ断片的に計測し、グラフとしてつなげてくれます。
細かいスパイクの検知ができず、ちょっと精度的に難はある感じではありますが、
全体の傾向がはっきりと見て取れますし、実はやってる事はPlexToolsの速度設定と同じなので、無理に5xCAVとかで計測するよりましだと思います。