☆当サイトにおいてのメディア検証ページ作成手順ととランク評価基準について(改訂版 2007.1.20) |
Nero CD/DVD Speedの"Create DataDisc"タブを使用してデータディスクを作成します。
但し、DW1655で2層ディスクを焼く際などたまに問題が出てしまう場合は、代用としてSonic RecordNow!を使用します。
基本的に以下に挙げた組み合わせでの評価を行います。
・Philips社製チップ搭載のBenQ製ドライブ。CDSpeedを用いてのPIE/PIF/POF/Jitterテスト
・SANYO社製チップ搭載のPLEXTOR製ドライブ。PlexTools Professionalを用いての8ECC Sum/1ECC Sumテスト
・SANYO社製チップ搭載のPLEXTOR製旧型ドライブ。PxScanを用いての8ECC Sumテスト
・MediaTek社製チップ搭載のLITEON製ドライブ。CDSpeedを用いての8ECC/1ECC Sum PIE/PIF/Jitterテスト
・プレクドライブ+PxScanを用いてのJitter/betaテスト。
・プレクドライブ+PxScanを用いてのTAテスト。
画像の加工とサイトの掲載に使用するソフト
[シェア] Adobe Photoshop Elements / Lnsoft D-ORDERS
[フリー] Png Gauntlet / PTPSub
・CDSpeedの速度グラフ並びに計測グラフについては、画像サイズ縮小のためD-ORDERSでウィンドウのメニューバー部分をトリミングします。
・PlexTools Professionalのグラフについては、html出力した後PTPSubを用いて各計測値を画像内に直接挿入します。
・その他細かい所で補完や修正が必要な際にはPhotoshop Elementsを用います。
(特にPTPSubやPngcatを用いたものについては)このままでは画像のサイズが大きく無駄があるため、
D-ORDERSを用いてJitter/BetaやSpeedグラフ等を全て4bitのPng形式へ変換し、
PngGauntletのPalleted/4bitモードで全て最高レベルまで圧縮します。
(ほとんど複数ファイルの自動処理に特化したソフトばかりを使ってます)
以上の圧縮作業が終わったら、できあがった画像をフォルダごとUPし、web上からQ-Check Autoform CGIの処理にてページを作成します。
何度も書いている通りですが、このランクはグラフが読めない方に向けて付加された客観的なもので、完全に機械的な数値です。
まあCDSpeedのPIFだけ見て出したスコアよりは幾分マシかとは思いますが、メディアの品質を完全に把握できるものではありませんので、
出来る限りこのスコアを見るのではなく、掲載されたグラフそのものをご覧になった上でご自身で判断されることをお勧め致します。
評価スコアは各ドライブにつき30ポイントを満点とします。
それぞれPlexTools、CDSpeed、kprobeでの計測には8ポイントずつが、
そしてPxScanの8ECC Sum計測には5ポイント、Jitter/Beta計測に1ポイントが割り振られています。
・PlexToolsの評価基準
PIEが5点、PIF/POFが3点の8点満点です。
PIE評価 25以下 50以下 100以下 280以下 600以下 それ以上 5ポイント 4ポイント 3ポイント 2ポイント 1ポイント 0ポイント
PIF評価 4以下 8以下 それ以上 POFが発生 3ポイント 2ポイント 1ポイント 0ポイント
・CDSpeedの評価基準
PIEが5点、PIF/POFが3点の8点満点です。
PIE評価 25以下 50以下 100以下 280以下 600以下 それ以上 5ポイント 4ポイント 3ポイント 2ポイント 1ポイント 0ポイント
PIF評価 8以下 16以下 それ以上 POFが発生 3ポイント 2ポイント 1ポイント 0ポイント
・Kprobeの評価基準
PIEが5点、PIF/POFが3点の8点満点です。
PIE評価 25以下 50以下 100以下 280以下 600以下 それ以上 5ポイント 4ポイント 3ポイント 2ポイント 1ポイント 0ポイント
PIF評価 4以下 8以下 16以下 それ以上 3ポイント 2ポイント 1ポイント 0ポイント
・PxScanの評価基準
PIE 8ECC Sumが5点満点、Jitter/Betaが1点満点です。
PIE評価 25以下 50以下 100以下 280以下 600以下 それ以上 5ポイント 4ポイント 3ポイント 2ポイント 1ポイント 0ポイント
Jitter/Beta評価 Beta値が黒判定 Beta値が赤判定 1ポイント 0ポイント
・総合評価基準
各ドライブの評価の合計値から総合評価を算出しています。
総合評価値の合計より、SからFまでの7段階のアルファベットで評価し、更にAからEまでの5つのランクについては
各ランク内で上下を表すため、プラスとマイナスを付加して表します。
ドライブ別合計ランク評価基準
メディア総合ランク評価基準
合計 29-30 28 25-27 24 23 20-22 19 18 15-17 14 13 10-12 9 8 5-7 4 0-3 S A+ A A- B+ B B- C+ C C- D+ D D- E+ E E- F
合計 90%〜 85%〜 80%〜 75%〜 70%〜 65%〜 60%〜 55%〜 50%〜 45%〜 40%〜 35%〜 30%〜 25%〜 20%〜 15%〜 〜15% S A+ A A- B+ B B- C+ C C- D+ D D- E+ E E- F
総合評価は基本的にBランクを基準値とし、各ドライブでのエラー値が規格値以下であればBランク以上が付くようになっています。
例えばBマイナスランクのついているメディアは決して優秀な結果ではなく、DVDの規格ぎりぎりの結果だという事です
S…… いかに機械的な評価とはいえ、このランクが出ているメディアについては品質面での心配はないでしょう。
多くのドライブで良好な結果が得られる非常に良質なメディアです。A…… 全体で見ると良好な結果の出ているメディアです。標準的な国産メディアや割と良質な海外製メディア等がこのランクに分類されます。
但し相性等により少しくらい悪い結果が混じっている場合も他のドライブの結果が良ければ補完されてこのランクが付くこともあります。
特にA-とかの下位ランクは全てのドライブで良い結果が得られることを保証できるランクではありませんのでご注意ください。B…… いわゆるB級品と呼ばれる類のメディアです。品質は良いもののドライブとの相性が激しかったり、
エラーレートが規格値ぎりぎりだったりする場合にこのランクがつきます。うまく活用すれば使えるメディアの場合が多いですが、
ドライブによっては規格値オーバーしたエラーが出ることもありますのでその辺の見極めができない方にはお勧めできません。C…… ドライブとの相性が強かったり、エラーレートが規格値を超える結果がいくつか見られるようなメディアです。
海外製のあまり良質とはいえないメディア、もしくはストラテジ対応が不十分なメディアに見られる評価です。D…… 一般的に粗悪メディアと呼ばれる分類のディスクです。
記録はできるもののエラーが規格値をオーバーすることが多く、使用はお勧めできません。E…… 多くのドライブでエラーの頻発する、極めて粗悪なメディアです。
さすがにこのランクの付いてるメディアに光明は見出せません。F…… ほとんどのドライブでまともに記録すらできないゴミのようなメディアです。
ドライブの寿命を縮めたり、OSごと巻き込んで固まる恐れがあるので使おうなどと思わず今すぐ捨てた方が身の為です。
Q-Check AutoFormの機能により、検証結果の掲載と同時に検索システムへの登録が行われます。
また、携帯サイトへの画像登録についてはPC版のweb掲載より少々時間がかかりますのでその点ご了承下さい。