ソニーNECオプティアーク AD-7173S(IO DATA DVR-SN18GLVB)の記録性能・相性等の検証ページ

Optiarc AD-7173S BurnQuality Test


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基本情報




製品名 DVR-SN18GLVB
販売元 IO DATA
発売日 2007年4月20日
購入価格 \7980 (ビックカメラ)
販売形態 OEM BOX

最近相次いでSATAモデルのDVDドライブがリリースされる中、ソニーNECオプティアークからも
新ドライブ「AD-7173S」がIO DATAのOEM販売という形で先行して発売になりました。
今年の第二四半期末にリリースされるという同社の20倍速ドライブ「AD-7191A」に先がけての発売ですが、
発売1日後の丁度21日に「どうもうちの7173Aって16倍焼きが安定しないような…」などと思い立ってしまい、
思ってしまったら何か急に欲しくなってしまい、急遽立川まで(自転車で)突っ走って買いに行くことになりました。




Features
認識ベンダ名 Optiarc
認識ドライブ名 DVD RW AD-7173S
初期ファームウェア 1-21
バッファ 2MB
動作モード SATA
メイン採用チップ NEC MC-10042
製造国表記 Malaysia
消費電力 5V/12V = 表記なし
エラー計測機能 有。但し精度は微妙
DVD最大書込速度 18倍速
DVDR DL最大書込速度 8倍速
DVDRW最大書込速度 8倍速(6倍速)
DVD-ROM読込速度 16倍速
DVD-R読込速度 16倍速
2層式DVD読込速度 12倍速
CSS付DVD-Videoの読み速度 16倍速(制限なし)
CD最大書込速度 48倍速
CDRW最大書込速度 32倍速
CD最大読込速度 48倍速
DVD+Rへのオーバーバーン 不可
CD-Rへのオーバーバーン 88min程度まで可能
2倍・3倍RAMディスクの読み速度 5倍速CLV
5倍RAMディスクの読み速度 5倍速CLV
DVD+RディスクのROM化 強制ROM化
DVD+RWディスクのROM化 操作不能
DVD+R DLディスクのROM化 強制ROM化
DVD-R 8倍速でのフル記録時間 8分10秒強
DVD-R 最高速でのフル記録時間 5分30秒弱
添付ソフトウェア Ulead DVD MovieWriter 5SE for IO DATA
InterVideo WinDVD 5 OEM / WinDVD 8? for IO DATA
BHA B's Recorder GOLD 9
BHA B's CLIP
BHA Label FOLIO




Write speed & behavior
18倍速 DVD-Rメディア(※1) 4x-6x-8x-12x-16x-18xが選択可能
4x-6xはCLV、8xは初速6xのZ-CLV
12xは初速のCAV、16xは初速6.7xのCAV、18xは初速7.6xのCAV
18倍速 DVD+Rメディア(※1) 4x-6x-8x-12x-16x-18xが選択可能
4x-6xはCLV、8xは初速6xのZ-CLV
12xは初速のCAV、16xは初速6.7xのCAV、18xは初速7.6xのCAV
16倍速 DVD-Rメディア 2x-4x-6x-8x-12x-16x-18xが選択可能
2x-4x-6xはCLV、8xは初速6xのZ-CLV
12xは初速のCAV、16xは初速6.7xのCAV
16倍速 DVD+Rメディア 2.4x-4x-6x-8x-12x-16x-18xが選択可能
2.4x-4x-6xはCLV、8xは初速6xのZ-CLV
12xは初速のCAV、16xは初速6.7xのCAV
12倍速 DVD-Rメディア(※2) 2x-4x-6x-8x-12xが選択可能
2x-4x-6xはCLV、8x-12xは初速6xのZ-CLV
12倍速 DVD+Rメディア(※2) 2.4x-4x-6x-8x-12xが選択可能
2.4x-4x-6xはCLV、8x-12xは初速6xのZ-CLV
8倍速 DVD-Rメディア 2x-4x-6x-8xが選択可能
2x-4x-6xはCLV、8xは初速6xのZ-CLV
8倍速 DVD+Rメディア 2.4x-4x-6x-8xが選択可能
2.4x-4x-6xはCLV、8xは初速6xのZ-CLV
6倍速 DVD-Rメディア(※3) 2x-4x-6x CLVが選択可能
6倍速 DVD+Rメディア(※3) 2.4x-4x-6x CLVが選択可能
4倍速 DVD-Rメディア 2x-4x CLVが選択可能
4倍速 DVD+Rメディア 2.4x-4x CLVが選択可能
1倍速 DVD-Rメディア 2x CLVのみ選択可能
2.4倍速 DVD+Rメディア 2.4x CLVのみ選択可能
6倍速 DVD-RWメディア 2x-4x-6x CLVが選択可能
4倍速 DVD-RWメディア 2x-4x CLVが選択可能
2倍速 DVD-RWメディア 2x CLVのみ選択可能
1倍速 DVD-RWメディア 1x CLVのみ選択可能
8倍速 DVD+RWメディア 2.4x-4x-6x-8xが選択可能
2.4x-4x-6xはCLV、8xは初速6xのZ-CLV
4倍速 DVD+RWメディア 2.4x-4x CLVが選択可能
2.4倍速 DVD+RWメディア 2.4x CLVのみ選択可能
8倍速 DVD+R DLメディア 2.4x-4x-6x-8xが選択可能
2.4-4xはCLV、6x-8xは初速4xのZ-CLV
4倍速 DVD+R DLメディア(※4) 2.4x-4x CLVが選択可能
2.4倍速 DVD+R DLメディア 2.4x CLVのみ選択可能
8倍速 DVD-R DLメディア 2x-4x-6x-8xが選択可能
2-4xはCLV、6x-8xは初速4xのZ-CLV
4倍速 DVD-R DLメディア 2x-4x CLVが選択可能
CD-Rメディア 8x-16x-24x-32x-40x-48xが選択可能。
8x-16xはCLV、24x-32x-40xは初速18.8xのP-CAV、48xはCAV
CD-RWメディア 4x CLVが選択可能
HS CD-RWメディア 4x-10x CLVが選択可能
US CD-RWメディア 16x-24xが選択可能。16xはCLV、24xは初速20xのZ-CLV
US+ CD-RWメディア 16x-24x-32xが選択可能。16xはCLV、24x-32xは初速20xのZ-CLV
(※1). 18倍速記録対応メディアはTYG03、YUDEN000 T03、MCC03RG20、
    MCC 004、SONY16D1、SONY D21、TTH02、TDK 003、MXL RG04、MAXELL 003の10種類

(※2). TYG02等の一部の速度違反の許可された8倍メディア
(※3). TYG01など一部の速度違反の許可された4倍メディア
(※4). MKM 001




Nero InfoToolでのドライブ情報







読み性能
RPL-Burst
Digital
準備中
RPL-Burst
Analog
準備中




騒音値
ここに示す騒音値はIEC651 TYPE2規格準拠普通騒音計を用いて、ドライブベゼル前面部から水平位置で約13cm
(ジュエルケースの短い方の幅)だけ離れた位置からテスト記録時の騒音値をA特性、C特性の2種類において計測したものです。
A特性は高周波域、C特性は低周波域を検出するための特性で、例えばA特性が大きく変動しC特性がフラットなグラフでは
高周波域の音を強く検出していることになります。ドライブの騒音で言えば高周波域は「シャー」という感じの音、低周波域は「ブーン」という
唸るような感じの音になります。両特性の変動を比較してご覧下さい。

また、dB(デシベル)の単位は単に数値が倍になればうるささも倍になるという値ではありません。詳しくは下に示す比較表をご覧下さい。

グラフ縦軸は音圧値(dB)、横軸は記録開始からの時間(分)を示しています。
尚、測定の際にはファンレス・無音化したPCの固定位置にドライブを取りつけて計測しています。(ネジは4本留め)
測定値は125ミリ秒ごとに計測された値の秒間平均を、8x〜18xでは10秒、6xでは20秒、4xでは30秒ごとにサンプリングしています。
無騒音状態での計測値はA特性が37.7dB、C特性が47.7dBです。

音響レベルで計測しろだとか、普通計測距離は1mだろうとか色々突っ込みどころが満載だとは思いますが、その辺をちゃんとしようとすると
もっと高価な精密騒音計と防音室環境が必要になってしまいますので、あくまで簡易計測、参考値として捉えてください。

他ドライブとの比較はこちらへ。
18倍速




A特性ピーク
57.0dB

C特性ピーク
57.9dB
16倍速




A特性ピーク
55.6dB

C特性ピーク
55.8dB
8倍速




A特性ピーク
53.0dB

C特性ピーク
55.6dB
6倍速書き込み時






A特性ピーク
--dB

C特性ピーク
--dB
準備中
4倍速書き込み時






A特性ピーク
--dB

C特性ピーク
--dB
準備中
騒音値総評 一部AD-7173Aの結果を流用していますご了承下さい。

dB比較表
100dB 電車が通るときのガード下
90dB 騒々しい工場の中
80dB 地下鉄の車内
70dB 電話のベル
騒々しい街頭
60dB 静かな乗用車
普通の会話
50dB 静かな事務所
40dB 図書館
30dB 郊外の深夜



パッケージと外観・チップセット等

外観はAD-7173Aとほとんど変わりません。というかまるきり同じ。


天板とラベル画像(クリックでラベル部分を拡大します。)

製造国表記はマレーシア、製造日は2007年3月となっています。




基盤画像(クリックで基盤全体を拡大表示)
AD-7173A
AD-7173S
左は7173A、右が7173Sです。
7173Sのメインチップには大方の想像通りNECのMC-10042が使われています。
基本的な回路設計は似てるんですが、所々微妙に結構異なってるような……



いつも優秀かつ豊富な添付ソフトウェアでユーザーの評価を得ているIO DATAですが、
今回はB's GOLDとDVD MovieWriterのバージョンが共にアップ。
そのためCD-ROMの容量が足りなくなってしまったようで、ソフトウェアCDが2枚になってます。
DVD MovieWriterだけで410MBありますからね。DVD-ROMにしても良いんじゃないかって気がしますが。


ところで、一枚目のツールズコレクションと書かれた橙色のCD-ROMの方なんですが…

オートランから表示されるメニューに表記のあったWinDVD5の他に、WINDVD8というディレクトリが存在します。
どうもWindowsVista専用ソフトのようで、XP環境からインストールしようとしたら突っ撥ねられました。
取説に書いてあったんですが、Vista環境で使用する場合はXP環境で使用する場合とは異なり
WinDVD for IO DATA(恐らくWinDVD8 PlatinumのOEM版?)がインストールされる仕様になっているようです。