PLEXTOR DVD-RW/+RW 16x PX-755A/JP -Burn Quality Test-



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AUTO STRATEGYの動作チェック[1|2]
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AutoStrategyの動作チェック
今回進化型ASを搭載してるとの事ですが、それがどれ程のものなんだって事で、色々とチェック。
AutoStrategy Databaseを開いてみたところ、どうも上の個体差の検証で使ったTYG03なんかもAS登録されてるようです。

で、ここでは

   ・ASに何もない状態で通常焼き
   ・Quickモードで作成したASを使用してForce焼き
   ・Full-modeで作成したASを使用してForceReference焼き(表記誤ってました、スイマセン。)

の3種類の方法でデータディスクを作成してみます。


お捧げ的贄その一、Smartbuy DVD-R 16x

1. 通常焼き

所要時間は9分8秒。
12xで減速して8xで終了。ASにも8倍速で登録されました。



2. Quickで作成

作成したところ、6xで登録されました。(F02って記録特性悪いんでしょうか…)
マニュアル見てみたところ、どうもQuickモードではCLVでの最大速度(6x)までのストラテジしか作成しないみたいです。
つまり、この書込みは無駄ってことに…orz

しかも焼きムラがひどく、途中で止まってしまいました。QuickでのForceモードはやめた方がよさげ。


3. Fullで作成

Full-modeでストラテジ作成してみたところ、全周使うのではなく一部だけ使って終了してしまいました。
(これを勿体無いと思うのは、只の貧乏性でしょうか…)
…と思ったら、よくよく目を凝らして見ると外周の方へ向けてごく薄いリングのようなものが何本か見られます。
画像では判りづらいですが、一応外周の方もチェックしている模様。
マニュアルによると、選択可能な全速度にてチェックしているらしいです。

ASDBへの登録は16x。で、焼いてみた結果。

こちらはちゃんと16xまで上がりました。記録面の焼きムラも一番少ない感じです。
しかし、なんか7分53秒もかかってます。速さを求めるならAS関連は捨てた方が良いかも…

通常モードでの焼きよりも若干良い結果になりました。
っていうか通常モードでは結局減速してるので、減速なしで更に良い結果になったっていうのはやはりASの効果でしょう。
メディア一枚無駄になりますが、Fullモードでのストラテジ作成は結構使えそうです。


DW1640で計測
1枚目

Quick-Force設定

Full-ForceReference設定

さすがに速度の差から外周は膨れてしまうものの、内周部分を見ると明らかにPIEは低下してます。

PX-708A2で計測
1枚目

Quick-Force設定

Full-ForceReference設定

やはり外周は速度の差から膨れますが、内周は明らかに良くなってます。…って同じ事言ってるなさっきと。

SHM-165P6Sで計測
1枚目

Quick-Force設定

Full-ForceReference設定

ってわけで、ASはちゃんと進化してるみたいです。効果を上げるもののようなので、メディア1枚無駄にするだけの価値はあるでしょう。



AutoStrategyの動作チェック2
お捧げ的贄そのニ、HIDISC DVD-R 4x(香港製)

1. 通常焼き


2. Full-ForceReference焼き

速度の挙動はほぼ同じ(っていうか、またも例のバグで画像消失したので省略。)
Smartbuyの時もそうでしたが、ASを使うとASなしの時に比べて焼きムラが圧倒的に少なくなる感じです。

PX-755Aで計測
通常

Full

内周が大きく改善されており、外周の高エラー地点も消えています。

DW1640で計測
通常

Full

これはかなり大きく変わってきました。なにせ最外周のJitterの値が8%近く違います。

PX-708A2で計測
通常

Full

やはりここでも内周と外周について改善されています。


というわけで、ASの有用性が確認できたところでひとまずは終了。
黒に比べてハズレと思われる白でのASの検査は後で行うことにしときます。

…しかし、さっきからPX-755Aって712系に近い結果になりますね。
計測特性としては716Aよりも712Aに近いのかもしれません。